指導をしている方から、先生は指導法を言ってくれない、という不平が聞こえたり感じたりすることがあります。
当たり前ですが、そんなに全部を最初から言うことなどできません。
それに自分が忘れているというよりも、その人の指導をするのに、忘れさせられているように感じることもあります。あるいは言ったつもりになってしまいます。
あるいはその人が、その場に来ることができません。それが最大の問題です。あるいは運よく来たとしても、重要な急所を聞き逃しております。
ですから運をよくしようと思ったならば、目の色を変えて真剣に取り組まなければ、変えられるはずがありません。
まあそれまでが、本人の運であると言ってしまえばそれまでですが、いやはや、運の悪い人というのは、本当に運が悪いものです。