干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門堂(月恩会)参照のこと。

言ってくれない

 指導をしている方から、先生は指導法を言ってくれない、という不平が聞こえたり感じたりすることがあります。
 当たり前ですが、そんなに全部を最初から言うことなどできません。

 それに自分が忘れているというよりも、その人の指導をするのに、忘れさせられているように感じることもあります。あるいは言ったつもりになってしまいます。
 あるいはその人が、その場に来ることができません。それが最大の問題です。あるいは運よく来たとしても、重要な急所を聞き逃しております。

 ですから運をよくしようと思ったならば、目の色を変えて真剣に取り組まなければ、変えられるはずがありません。
 まあそれまでが、本人の運であると言ってしまえばそれまでですが、いやはや、運の悪い人というのは、本当に運が悪いものです。