本屋さんに行くと、精神世界のコーナーには多くの本が並べられています。ふむふむ、と読むこともありますが、大概は飽きてしまいます。
内容が同じようなものであり、仮に内容がよいことが書かれてあっても、本を売ってやろうとか、名前を売ってやろうという気持ちが表に出すぎているのです。
それに比べて、昭和の40年代、50年代に出た本でもいいものがあります。この時代に人たちは、こう言う言い方がいいかどうかわかりませんが、皆まじめでした。
まじめというのは、誰でも1つは秘伝を持っていたということです。
今のように、おそらく1カ月程度しか勉強しない人が出したような本が、店頭に並ぶようなことは少なかったように思います。しかも皆受け売りです。悪いカルマを相当積んでいるな、と思うような人も多数います。
その人たちのソースは、大概は前の人のものであり、実をいうとその前の人のものも、その前の人のものであることが多いのです。