干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

干支九星は簡単すぎるか

 干支九星は、他の戦術に比べて簡単すぎるという批判もあります。たとえば命を知るにしても、生時はほとんど使用しません。だからこそ批判されるのかもしれません。

 逆にいうと自由がきく分、運命を変えていくことができます。紫微斗数のようにがんじがらめの運命観はありません。
 それに卜の場合、電話を片手に答えを出すことも不可能ではありません。そういうった簡便さもあります。
 かつその人の未来をあます所なく映し出しますので、これに比肩する占術であり、占法はないのではないでしょうか。

 だからこそ私たちは、苦労してでも手で盤を書かなくてはいけないのです。そこに宇宙の気が映るのです。