災いはどこからでもやってまいります。やれやれと安心しているときなどに、思わぬ場所から問題が起きたりします。
特に悪質なのは、その問題を起こす人が、悪意がなくむしろ善意でやっている場合が多いことです。
そのようにして災いが起こるのですが、それを排除しなくてはなりませんので、言われた人はどうして自分が言われるのかわかわない場合が多いようです。
自分が災いを持っている人に対して、「あなたは災いを多く持っている」と話しても理解できないのです。災いを持っているのが普通の状態で生きてきたのですから。
そういう人に対しては言うべきときには言わないといけません。
それがわからずに、こちらの悪口の一つでも言って去って行くんならそれでよし。「自分に何か不足があるのではないか」と反省心を起こしてついてくれば、大きなものを知ることができるようになります。
これまた当然のことなのです。