干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

基本を知らずに

 最近の自性風水師を見ていると、驚くようなことばかりです。

 たとえば、南は9紫の火の位置だから、赤色にするのがいいとか、火を置いていいとか書いてあります。
 しかしそんなことはありません。

 基本書には、南に火を持っていけば頭の病気になる、というように書いてあります。
 また北に水を持っても同じように病気になります。

 そういった基本を押さえずに、高い金額を要求し、また払う方も払う方で、金持ちの道楽なら許されても、家族の一生を高い金額によってめちゃくちゃにするという発想が理解できません。