干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門堂(月恩会)参照のこと。

きれいな月が

 木々の間から、満月近くなった月がゆっくりと昇ってきました。

 夜の世界で一番強く光を照らしているのは月です。結構忘れてしまいがちですが、この月の影響を私たちは大きく受けています。

 月に名前をつけて、昔の人は月に親しみました。
 インドの人にとっては、月は昼間の暑さを忘れさせる貴重な存在です。その中に神仏の姿を見たというのも頷けます。
 すなわち太陽と月というのは対になっているのです。

 この月も、干支九星と深くかかわっています。