干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門堂(月恩会)参照のこと。

日にちか方位か

 神仏に縁のある日というのがあります。
 たとえば甲子は大黒様に縁のある日です。

 では大黒様にこの日、お参りをしようと思って神仏の位置を確認してから行こうと思ったものの、方位が悪いということがあります。
 さてこんな場合どうしますか。

 これは神仏に縁のある日だけの問題ではありません。日としてはいい日である、しかし特に陰遁の場合、どうもよくない方位になっているということもあります。こういった場合、どう対応したらいいのか。

 ある教えでは、神仏は十方向にいる、とします。ある教えでは八方位であるとします。
 実例に当たるといろいろ出てきますよね。