干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門堂(月恩会)参照のこと。

太極のように

 11月に入りましたが、私たち鑑定者の使う暦が11月になるのは、節が変わるあと数日後です。
 年にしても、年が変わるのは2月の立春からなのです。

 しかし今日11月2日ですが、すでに10月節の戌6白から変わって、11月節の亥5黄の気に世の中が向っているように感じますよね。
 ですから8日の立冬の前に、11月の準備に世間が動いているようです。
 
 考えてみれば当たり前のことです。いきなり世間ががらっと変わるわけがありません。
 太極の図の陰陽がからまるように、徐々に11月の気を迎えます。

 これはどの月も同じように考えてよろしいように思います。