干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2022-01-01から1年間の記事一覧

地方のお店

それほど多くのお店には参りませんが、時々、新しい食堂というか食べ物屋さんにお邪魔いたします。 都会の、企画されてビルの中に入っているようなお店には、あまり関心がありません。 それよりも、一軒家で、遠く離れた場所にあるとか、特徴あるようなお店…

二つの心

鑑定をさせていただいているとき、二つの心が必要です。 言葉が正しいかどうかはわかりませんが、それは人間としての心と、鑑定者としての心です。 人間としての心は、自分が同じような状況になって、そして先が見えないような状況に置かれた場合の心です。 …

AIと易

AIが極度に発達している現在、我々の世界でも、AIの影響を受けないわけではないでしょう。 その世界はすぐ目の前に来ておりますが、まず知識では勝ち目がありません。 判断そのものであっても、判断がどうなるかのデータを多数入力することによって、AIが学…

方位かパワースポットか

方位を取る場合に、その方位にいって何をするかということがあります。 少し前は、お砂取りとか、お水取りというのが流行っておりました。 もちろん現在でも、私たちもこれらを実行することがあります。 しかし最近比較的多いのが、神社参拝をいましょう、い…

画像の今昔

お水取りをするときに、前後の変化を見るために、昔はポラロイドカメラで撮影をしておりました。 人間の見える幅を超えることができるからだそうです。 ところが最近はポラロイドが製造中止とかいうことでしたが、もっとすごいものもあるようです。 赤外線式…

多人数で検証する

今日、ある占いの本を読んでおりましたら、この分野で新説が出てきて、どんどん発展させてほしいと書いてありました。 多くの人が検証をすれば、間違いが少なくなるから、という理由もありました。 なるほど一人が考えるのと、多数が考えるのとでは違います…

経験の強さ

何事かをなすときに、過去に経験している事柄は、何とかなるような気がします。 一度行ったことのある場所には、再度地図を見たとしても、何となる行けるような気がします。 一度経験したことは、記憶やら体やらが覚えているものです。 それは繰り返し通う場…

鑑定の巧拙

鑑定は、ある程度長くしていくと、何かしらかつかむことがあります。 何もつかめないとしたら、心がこもっていない鑑定をされているのだと思います。 それはそうなのですが、鑑定がうまい人とそうでない人というのもいるのは事実です。 それは、永年鑑定をし…

参拝旅行の意味

望月先生は参拝旅行を主催されておりまして、自分も参加させていただきました。 占いの先生がなぜ参拝か?という疑問は、参加することによってわかりました。 いわゆる占いではなくて、様々な地形やら家、参拝の仕方、方位、そして行き帰りの途中での会話、…

トラウマのこと

人間の性格を形成する最初の強い影響力は、親でしょう。 その親のもとで、何のストレスもなく育つということはありえません。 その人の幼少のころに、何かしらかのトラウマとはいかないまでも、心の中の大切な部分が形成されます。 ただそのトラウマの種類を…

伝えていけない内容

易関係を扱う者は、易関係だけの知識をもっているだけでは成立しません。 当たり前のことですが、易は世間全般を扱うのですから、本来でしたならば、全方位の知識を持つべきです。 それができないとしても、そこに近づこうという気持ちだけは持つべきと考え…

月食の影響

干支九星は、太陽と地球の位置関係を中心にして考えられますが、しかし月の影響も大きいものです。 そもそも人間は、月をいろいろな形で愛でて参りました。 日本人の場合にも、例外ではありません。 その月が、影に全く隠されてしまうという現象が、今月初旬…

極限の過ごし方

人間、極限になると本当の有様、本性が出るものです。 そういう状態までになる時期があって、そのときに自分でそこをいかに乗り切るかに、その後がかかっています。 そのときに、騒いだり怒ったりしても、対処療法になることはあっても、本当の解決とはなり…

流年の二面

人を拝見するのに、二つの側面があります。 それは、その人の持っている星から計算して、この時期はどうであろうかと判断する方法です。 これですと、各人によって運命が違うことが明確になります。 もう一つは、現時点での年月より、その生まれ年などを参考…

真ん中の日

九星で見る場合、日盤が一つ決められます。 その九星の人は、その一日、いろいろなことがあります。 いわば真ん中にいるわけですから、たくさんの人から注目をされます。 いい意味もあれば、逆もあります。 数年ぶりに思い出した、などとうい思い出話も出ま…

易と思想

私たちが行っている易にしても何にしても、その背後には思想があります。 それなくしては、正しい答えが出ません。 では例えば偶然なるサイコロを振るだけで、思想が関与するのでしょう。 そもそも易卦が思想に基づいているから、というのも当然一つの答えで…

干支九星の本

『干支九星秘伝録』(太玄社)という本が出版されたそうです。 まだ購入しておりませんので中身はわかりませんが、タイトルからして干支九星に関する本だと思われます。 それはいずれにしても、干支九星という名前を冠した本は少ないですので、干支九星の周…

変わる立場

著名な占い師さんの本を見ていて驚いたのは、若いころに書かれている盤と、晩年に書かれている盤が違うことです。 もし、一子相伝のような形で相伝したならば、おそらくそういうことはありえなかったでしょう。 ところが、そういう伝統のようなものを排除し…

納得させる仕事

私たちの目の前に座る人が、すべてこちらを信用しておられるわけではありません。 そのために、いくつかの実例とかを出して、信用をしてもらうようにしております。 それと同時に、将来どうなるかと考えておられることに問題があるとわかった場合には、その…

凶を重要視する理由

人間の星や世界の動きを見る場合に、よい面と悪い面のどちからを見るかといえば、悪い面を見るべきです。 それは、相談に来るのだから悪い内容に決まっている、ということもないわけではありません。 ただそれだけではなくて、人間というものは、どこかに問…

東洋と西洋の占いを通じ

西洋占星術と東洋占星術、という分類がいいかどうかはわかりませんが、東洋、西洋のどちらも占いという手段を持っています。 本来でしたならば、途中の考察は別にしましても、答えは同じになるはずです。 いつ頃、どういうことが起きやすい、という個人の考…

関係ないようで必要なこと

干支九星だけではなく、易関係すべてそうだと思いますが、易だけを勉強していてすむわけではありません。 知識としてならそれだけでしょうが、人間が相手ですから、バリエーションが必要です。 そういう意味からか、望月先生には、いろいろなことを教えてい…

神仏の上座下座

神社における上座と、仏事における上座は逆になります。 確かに言われてみればそうですが、そのことになかなか気が付かないものです。 これは望月先生がずっと話されていたことで、ご著書にも書かれています。 では、なぜそれを書かれたのか。 すべての事柄…

オウム返しを避けるために

人から聞いたことを、更に他人に説明するのは、結構大変なことです。 そもそもオウム返しでは、意味をなさないからです。 内容を理解するのは当然のこと、さらにどのように使用するかまでも理解していないといけません。 ほぼ完全に覚えているはずだ、と思っ…

磁場の影響か

私たちは、様々な電気や電波の中で生活しています。 普通に考えて、この影響を受けないはずありません。 ということは、逆にいうと、人間の脳なのか何なのかは知りませんが、何か体に悪影響を与えようとすることもできるということです。 ある場所にいくと、…

かすかな光

この数日、ひどいショックを受けまして、しばらくどうしょうもない状態でした。 そこに、どうにかこうにか光が見えてきたように思えます。 それは、たまたま予測が当たっただけであるかもしれませんが、そしてまだ検証が櫃王ですが、ゼロよりはましです。 今…

マッチングアプリ

男女の出会いを作るのに、いろいろな形態があったわけですが、最近はマッチングアプリも馬鹿にならないようです。 一時期は、ひどい状態だったらしいですが、最近は随分と改善されてきているそうです。 その現物の画面を初めて見せてもらいました。 なかなか…

信仰に近いものか

干支九星をしておりますと、それだけで完結している気がしてきます。 これ以上のものはないと思ってしまうこともあります。 ところが、そんなことはありえず、欠点も見えてまいります。 そしてその欠点を直視しまして、どうにかしてこれを解決できないものか…

落ち葉拾いのように

自分のやるべきことは、望月先生のあとを追いかけることだけです。 先生が残されたヒントをもとに、何ごとかを話されたかったことを忖度して、追求しているだけです。 ですから新しいことなど、何もしていません。 言うまでもなく、それは先生の言ったことだ…

理論はどうなるか

理論は大切です。 その理論に基づいて、実践があり、鑑定があります。 とはいっても、その理論を頭から信じていいのかというのは違うと思います。 理論と実践は両方なくてはいけませんが、実践だけしてると、どうしてそうなるのかが説明できませんし、理論だ…