干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門堂(月恩会)参照のこと。

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

別世界へいく

私たちが紙の上で計算している生活は、日常の変化のないであろう生活です。 ですから、そこそこ当たるわけです。 ところが、日常を離れて別世界を覗きますと、全く別の感覚がわいてきます。 特に、自分を高めようとして別世界に参りますと、その変化は大きい…

お客さんのレベル

鑑定者には、同じレベルのお客が来るという話があります。 ということは何を示しているかといいますと、お導きできるお客さんだけがおいでになるということです。 という説明でもいいかもしれませんが、実際は鑑定者の手におえないお客さんも来ているのかも…

ムダも必要

この世界は、数学の方程式のようにはいきません。 こうすると、こうなるというようには、参りません。 そんな不確定なものならば、捨ててしまえという考えも出てくるでしょう。 ただし漠然とした中に、何かが見えることがあると信じているのです。 そのため…

発想は神道

干支九星などに係わっておりますと、運勢やチャンスや開運のことを考えます。 人間にはそれぞれ星があって、様々に作用をするというのですが、ではその星がいじれるのかという問題があります。 信じられないことですが、望月先生はその星自体をいじっておら…

秘伝の受け方

宗教の世界でも、秘伝というものがあります。 ない宗教もあるでしょうが、あるものも少なくありません。 そういう秘伝を受けたときの、心構えがあります。 仁田先生などもご指摘の通り、ご自分で効いたとうい実感があるまで人に話してはいけないということで…

日本化してきているはいるが

干支九星による命をみたり、鑑定をしたりする方法が公表されて、随分と市民権を得てきています。 たくさんの先人のお力によるものでしょう。 しかしそれはあくまで、日本の土地に定着しているという条件が満たされている場合に可能なわけです。 ではお客様が…

忍耐力も必要だが

若い時代にやっていた作業が、年齢とともに苦痛になって参ります。 パソコンの文字打ちでしたなら、ある程度の自信もあったし、それこそテープ起こしをしていましたので、集中もできましたが、最近は効率が悪いです。 内容がつまらないことはしたくない、と…

医学的な知識

医学については全くの素人です。 とはいえ、お客様の中には、病気で来られる方も多いです。 ということもありますが、お話を聞く中で、この人は何の病気だろうと推理することもあり、その時に知識が必要です。 あるいは場合によっては、専門の病院を知ってい…

感情が動く

鑑定をするときには、きわめて客観的に、理性的に行わないといけません。 下手な感情やら、同情やらを入れると間違います。 ですからそういう危険な場合には、一度鑑定盤から目を話して、感情を落ち着かせて、それからまた盤を見ます。 それ原則を言ったとし…

みすみすラッキーを

私たちの世界は、どうなってできているのか、思想が大切です。 物質だけであるという説、精神性があるという説、物質も諸要素からできている説、いろいろあります。 国によって、どの説が広まるのかは違うようですが、日本の場合には、中国思想が合いやすい…

見つけるのは人間

西洋占星術の方は、PCをフル活用してチャートを作成したり、判断されたりしているのでしょうが、東洋の干支九星はまだそうなっておりません。 いや盤の作成だけでしたら、すぐにでもできるのです。 そうではなくて、実際の事象をそこに乗せていくわけです。 …

相性がいいとは

相性がいいとはどういうことですか、と質問されました。 100パーセント相性のいい人というのはいません。 あちらがよければ、ことらがダメというように、どこかに欠けができます。 その中で、干支九星流にいう相性がいいというのは、家計を維持発展させる…

親からのトラウマ

お客さんのお話を聞いていて、いまだに多いと思われる、というよりむしろ増えている感じがするのが、親からのトラウマです。 昔、親からこんなことをされたというのを、克明に覚えているのです。 それは時間が経過したとしても、なかなか消えるものではりま…

リニアと新幹線と

現在なかなか進んでいないようですが、将来日本にはリニアが走行する予定になっています。 非常に高速でしょうから、乗客の安全も十分に配慮されるでしょう、 同様に新幹線も、速度が速く、主要な都市を結んでいます。 そして停車駅も、リニアよりも多いはず…

袋小路の家

普通の家は、外側みると何が何だかくわかりませんが、外も中も見ることができるチャンスを得ました。 その家が、道路から一本道を二回よけないと、着できない位置にあります。また、当然別の方も危険な可能性があります。 結局は、そのご家庭では子供の誕生…

例外が問題

易などで、すべてを知ろうという気持ちは大切です。 いわゆる卜に関する面でしたら、それも可能かもしれません。 干支九星も卜の側面がありますから、当然すべてを鑑定盤で答えを出そうという気持ちでおります。 ところが、正直に言いますと、当たらないこと…

まず一つを

易にしろ何にしろ、占いの方法はたくさんあります。 すべてに精通している人もおられるという噂も聞きますが、そういう人はまれであり、私たちは少ない種類のものをやるべきだと思います。 そして、最初はなるべく一つのことを極めるべきだと思います。 そう…

出会いの癖もある

方位をとる場合に、どうしても今まで使用してきた方位や星を使いたくなる、という傾向があります。 それは体や頭に染みついているからなのかもしれません。 それを解消していくのが、人間の智慧です。 その方位と同様に、人との出会いも同様なる癖があるよう…

天はいじれない

私たちのやっている干支九星には、三元が備わっています。 天干、地支に、人としての九星です。 九星は気学として知られておりますので、よく耳にする言葉が多いでしょう。 また十二支についても、生まれ年の干支というのでよく知られています。 それに対し…

見えない箇所を見る

見えないものというのはあります。 しかし私たちは、その見えないものを可視化してお客様にお伝えします。 見えないものといっても、幽霊とかそういうのではありません。 その人が気が付かない箇所であり、しかしその人にとって大切なことです。 それによっ…

この時期にある話

人様によくなっていただくには、方位をとるだけではだめです。 家相を直すだけではだめです。 別の要素が鑑定盤に出ている場合がありますので、その時にはそこに切れ込みます。 鑑定盤に出ていない場合には、話をすることはありません。 今月が五黄の月だか…

現在の運勢を見る

干支九星には、流年法という方法があって、その人個人がいつどのような運になるかを知ることができます。 それだけでしたら、他の占術も同様でしょうが、、漠然ではありますが、いつどういう運気になるかというのを、詳細な誕生日が無くても知ることができま…

五黄が重なる

今月8月は、五黄が重なる月です。 方位が取りやすいからといって、方位取りをされる方もお見受けしますが、はたしてよろしいのでしょうか。 望月先生は、五黄が重なる年月のときには、八方位が暗剣殺になるとお話されておりました。 すなわち、どの方位にい…

世の中の月運を見る

その月に何が起こるのか、それを見るのが月運です。 それにはいくつかあって、日本に何が起こるのかということと、個人に何が起こるのかという二つの見方があります。 ところが、この干支九星の暦というのは、日本だけではなくて、主として東アジア中心で使…

悪いからだめ

方位が悪いから、あるいは時期が悪いから、行ってはいけない、というのが普通の考え方です。 確かに、私たちはそのように、御導きをさせていただくのが当然です。 むしろそれしかありません。 しかしながら、どうしてもやらなくてはならないこともあります。…

正邪の価値基準

この世界には、様々な占術があります。 そのどれを選ばれるかは、その人の考えもあるでしょうが、やはり運もあります。 どうしても、最初に習った先生の影響は大きいようで、癖を直すのに時間がかかる場合があります。 どちらにしても、その占術が正しいもの…

8月の方位とり

8月は5黄の年の5黄の月になります。 5が重なる場合には、八方位とも暗剣殺になるという立場です。 ですから、たとえよい方位の思えても、引っ越しなどはおすすめできません。 最初はよいように見えて、最後はひどいことになるでしょう。 しかし盤としては…

最初は未来を見る

極めたわけでもないのに言うのは、本当はダメなのかもしれませんが、いわゆる運命を見る方法、命学はどこまで必要でしょうか。 それこそ最初は面白いものです。 過去の自分や他人を見て、ああこの星が作用したのかとか、だから運が悪かったと、客観的にみら…