干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

運を損なう盤

鑑定盤は、年月日時四つの干支九星を使用します。 そして、年月も大切ですが、日時盤の在り方が急所になります。 そうすると、年月がよくて日時が悪い盤と、日時がよくて年月が悪い盤、それにすべて悪い盤、すべてよい盤などと選択肢が広がります。 年月がよ…

繁昌している店

家の近くに、新しい中華料理屋さんができました。 中年のご夫婦がなさっている店です。 最初はなかなか認知されずにいましたが、最近は待ち時間が長くなるくらい、お客さんが来るようになりました。 ではどうして、繁昌するようになったのか。 そのご夫婦の…

離婚すべきか

習俗や風習、社会通念や常識は、時代とともに変化いたします。 最近、本当に増えてきたのが離婚の相談です。 離婚はすべきではない、という通念の時代があり、それが最近劇的に変化しています。 夫婦の三分の一が離婚するという時代ですから、それはそうでし…

惑星直列という

この数日間、惑星が一直線に並んで見えるのだそうです。 正確な時期はよく知りませんが、干支九星的に見ましても、特徴のある時期なのです。 夏至が21日にありました。そして小暑が7月7日です。 6月節の中入りから次の節入りまでの時間が、この時期です…

今年の特徴

今年は5黄の年です。 ですから、5黄の事象である、災害とか、ごたつきとか、霊的問題とか、ガンとか、様々まよくないことが起こりがちであるといわれます。 というと、一年間ずっと心配し通しで、気持ちの休まる日がないことになります。 が、特に注意する…

6月で40度

今日は暑かったです。 まだ6月ですのに、最高気温が40度を超えた地域もあったようです。 こちらも相当な暑さがありまして、日中は外に出にくいほどでした。 ではこの熱の原因は何か。 干支九星からしまして、いくつかの観点から言うことができますが、一…

家にある癖

生まれた家、小さい頃に住んだ家というのは、なかなか忘れないものです。 大きくなってから、自分で家を選ぶ場合にも、ついそれと同じような家を選んでしまうものです。 家には家相があります。 その最初の家相の影響を受けているという、証あのでしょう。 …

悪い方位は悪いが

干支九星においては、九星だけの見方とは違う部分があります。 が、多くの部分で同じ星を使う場合があります。 例えば、暗剣殺や五黄殺、破れなどは、悪い星として考えます。 九星においては、すべて暗剣殺、五黄殺、破は悪いとしますが、干支九星においては…

開運の根底にあるもの

方位を取ったり、お水を飲んだり、方違えをしたり、開運の方法は様々あります。 干支九星に限れば、そうでしょう。 しかし本当の根本の思想は、善因善果、悪因悪果の思想なのです。 ですから本当の開運をしようと思えば、必ず善をなさなくてはいけません。 …

女系が保つもの

霊系統的には、日本の場合、男性が中心になっているのが現実でしょう。 ところが、因縁といいますか、因果律は、女性を通じて残されることが多いものです。 例えば、離婚をしやすい家系の女性は、同じような因縁になりやすいとか、多産系がそうだとか、など…

努力はどこで必要か

自分で運を切り開ける人がいるならば、その人には易は必要ないでしょう。 ところが多くの人は、迷いを生じやすいものです。 ですから易に依存することも、ある場合には必要です。 ただしそういう人であっても、自分で物事を考えずに、易にのみ依存して生きる…

未来予測の宝

干支九星は、最初は難しく感じるかもしれませんが、基本さえ押さえれば、簡単に鑑定ができます。 しかも、非常に的中率が高く、ある意味で恐ろしいほどです。 それは、世の中の気の流れそのものを切り取っているからだと思います。 その流れをつかんで、あと…

鑑定の進歩

何でも一つのことを繰り返しておりますと、いろいろと学ぶことがあります。 実はこの分野も同様で、ひたすらに同じ干支九星をやっておりますと、様々に得ることがあります。 ですから、決して過去の鑑定がはずれではないのですが、十年前の鑑定と、今の鑑定…

時代に合わせること、合わせないこと

生活スタイルや、善悪の判断は時代によって変わります。 昔の考え方で話しますと、語れなくなってしまいます。 ですから私たちも、いわゆる現代の常識を学ぶようにして、ついていこうとしています。 とはいえ、時代が変わっても変化しないこともあります。 …

易の本来の役割

自分の家族のことだけでなく、自分の住んでいる土地や国の未来がわかれば便利なことはあります。 それに対して、対策が立てられるからです。 これは、未来を知る占いの持っている重要な要素です。 人間には智慧がありますので、未来が予想でいれば、対策を立…

運を呼ぶ本

家や部屋に特別なものを置いて、開運しようという発想があります。 美術品とかが多いようです。 ところが、私たちが勉強するときに使う本にも、特別な効能をもたせているものがあります。 すなわち、部屋に置いておくだけで運を呼び込むという本です。 そう…

まだまだ足りない

この世界で、ある程度深めて来られたという自信がないではないですが、突然驚くようなこともあります。 大体占いは、計算の仕方や、暦の使い方、見るポイントなどはそう大差なくて、ほぼ同じような結論になるものです。 しかし時々、そんなものを吹き飛ばし…

毎日太陽が昇る

昔から日盤の九星はありましたが、確定的になったのは、戦後からです。 ですからそれまでの方鑑と、それ以降は別であるべきです。 しかしなかなか発想というのは変えられないもので、年月と日や事の盤は別に考えられています。 季節感は日本人は敏感ですが、…

自分に厳しく

易を含む占いは、人様を救う大切な道具です。 長く勉強したからかわる、というものではありません。 短くても、どれだけ内容、考え方を理解したかということが問題の第一です。 そのの経験をしたことは、何物にも代えがたい人材です。 そのときには、自分に…

空はどこから

私たちは地面に足をついて生活しています。 余程の事がない限り、上空に飛びあがって生活はしていません。 干支九星的には、天干と地支といいますが、天干は見えない五行であり、地支は物質化した五行と教えていただいています。 ということは、必ずしも干支…

学校に行けない

人様のお話をお聞きしておりますと、親子関係に深い問題を抱えている人が多いのがわかります。 ひどくなって参りますと、なぜか学校に行けなくなります。 学校の友人や先生がいやだからでなく、家の中にいる親が原因で家から出られなくなるのです。 現代の親…

原書を確認

世の中には、様々なおまじないの本があふれています。 子供だましのものから、あれっと関心を誘うようなものまであります。 そういう本があることは知っていましたが、複数の知人が、こういうおまじないをするとお金が増える、と話していたのを思い出しまし…

土の中から出るもの

鉱物なども含めて、様々なものが土から生み出されます。 日本には、量としては多くなくても、多くの種類の鉱物が産出されるそうです。 それは、日本という国のもっている特徴です。 場所によりますが、石油にしても石炭にしてもそうです。 あるいは建築材の…

六月で梅雨入り

ようやく六月の節になりました。 五黄の年は、慎重になるもので、土星の重なりのときには気を付けます。 そして六月は、三合月になります。 いろいろな意味で、大きな動きができるときだと思います。 と思いましたら、今日から関東地方は梅雨入りだそうです…

占いのウラ

人様とお話をするときは、当然顔と顔を向き合ってお話をいたします。 普通の人はそれで充分だと思います。 ただ私たちは、ときどき人様の背中を拝見することがあります。 そうしますと、表ではわからない、その人の背負っているものを感じることがあります。…

社会情勢による影響

易をなさる方は、その時代の風潮とか、現実に合わせて判断することになります。 例えば、変わってきたものの一つに離婚があります。 少し前までは、離婚はなるべくさせないように、という方針で鑑定をいたしておりました。 しかし今は三組に一組が離婚する時…

ふと思い浮かぶこと

干支九星の鑑定盤などは、鑑定方法が一つではありません。 初免法、中免法、奥免法とあります。 ではそれだけでいいかというと、またそれは疑問が残ります。 これらは基本ですが、その応用も必要だと思います。 そんなことを、考えるでもなく考えております…

運を大きくする

自分の運勢を知らない方は多いかもしれませんが、どんな運の持ち主であっても、それを使い切ればなくなってしまいます。 さすがに全部の運を使うということは、普通はあり得ませんが、使い果たすことはあるのだと思います。 そのために、ご自分で自分の運を…

干支九星と通じるもの

易などは宗教ではない、という立場を話される方もおられます。 それはそれで別に結構です。 しかし干支九星についていえば、自然の中で、自然のリズムで生きる方法を模索する部分がありますので、自然が相手となります。 その自然をそのままの形で信仰の対象…