干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

スポーツ選手の方位

春になりましたので、各種のスポーツにも適した時期になりました。 プロスポーツも同様で、テレビ放映などをされることもあります。 そういう選手で、活躍する選手というのは、本来の能力とか努力とかもあるのでしょうが、最終的にはほんの少しの差の場合が…

毎日の運勢

テレビなどで、今日の何座の運勢は、とかいうのを見たことがあります。 おそらく、ほんの遊び程度のものなのでしょう。 星座の運勢もぐるぐる回るのでしょうから、いい日もあれば悪い日もあって、それでみんな納得して見ているのだと思います。 しかし考えて…

すべての事象を九星で

基本的に、九星は神羅万象を表示することになっております。 しかしこちらの手元にあるのは、たった九種類の数字だけです。 この九種類で、どうして表示できるのか。 そこで鑑定盤の解釈が出てくるわけです。 とはいっても、九種類がある盤が、年月日時の四…

確かに地震占いかもしれないが

西洋占星術が発達した最初の理由は、天災がいつ起こるかを予測するためだったといいます。 東洋においても、その必要性は大切なものだったでしょう。 そして日本の古典の本の研究を見ておりましたら、地震占いのことがありました。 ですが、これが面白く、い…

一番安全な飛行機

今日聞いた講演会で、一番安全な飛行機の話がありました。 結構知られている話のようですが、私は初めてで、何かといいますと、飛ばない飛行機なのだそうです。 飛ばずに地上にある飛行機というのは、落ちることがないから安全だということでした。 私たちも…

占術の現代化

干支九星にしても何にしても、古文をそのまま使用することはできません。 現代風にアレンジするというのでしたら、それも違います。 現代に起こっている事象を、古代の文章の中に見出すのです。 この作業は、結構苦労することが多いものだと思います。 現代…

まだまだ分からず

方位をとる場合に、どんな手段で移動するかという問題があります。 徒歩もあれば、自転車もあり、車もあします。 ただ遠くに行く場合には、電車ということも考えられますが、飛行機もあります。 そこで問題となるのが、飛行機は地面を離れて移動するというこ…

人生を誤らない

干支九星などの占術は、将来を知り、将来を変える意向を持つ、持たせるものです。 これに異議はないでしょう。 ともすると、占いがいかなるものよりも優先されると勘違いする人が出て参ります。 それは大きな体系から見れば、一部だけであって、すべてではあ…

二回目以降は

病院などに行く場合には、最初が肝心です。 よくない時に行きますと、はやり問題があります。 そして先生と縁ができたりしますと、動きだします。 では、病院に行くときには、毎回方位と時間を合わせなくてはならないかというと、そういうことではありません…

45日とは言うけれど

転居や方位取りをする場合、太極が移るのが45日と言われています。 実際に、45日を超える日数を経過しませんと、転居としては考えられません。 かといって、ずっとその場所にいるわけにはいきません。 仕事もあれば、旅行もあるでしょう。 そのために、…

過去の鑑定盤

私たちが必要なことの一つが、鑑定盤の保存です。 前回と今回と、どのように鑑定盤が変わったのかを知るためです。 もし変化していない場合には、改善されていないということになります。 改善策をお話していた場合には、なさっていないということです。 そ…

感謝の念

昨日、深い御恩をいただいた方が他界されました。 いろいろな意味で、本当にお世話になりました。 私たちがしている世界についてもご理解されており、決して否定されてはおりませんでした。 だからこそ、自分より若い人たちを育てるという意識を強くお持ちに…

漏れている本

いつのころからか、易の本を読んで集めるようになりました。 しかし人間の記憶というのものは、あやふやなもので、買ったと思っていても買ってない本があったり、読んだと思っても読んでない本があったりましす。 買ってないと思って買ってしまい、昔買って…

人間の将来を見る

人間は、様々なものに予兆を見出します。 天気を見るのは天気予想のためでしょうが、人間を見て人間の将来も予測します。 本来、人間だったら人間だけでよさそうなものを、さらに、人間のいる環境を考えて参ります。 家の相や、それに地相です。 環境がその…

声の神秘

歌手の声を聞いておりますと、ときどき次元が変わるような気がするときがあります。 それは何が原因かといえば、歌手ですから当然声でしょう。 声は喉を震わせて出すものですから、それぞれ人によって特徴があります。 その声に感応して、こちらが影響を受け…

大きく見て小さく見て

人生行路を見るのには、誕生日などから大きな流れを見て把握すべきです。 それでもってご指導が、できないではありません。 しかし、大きな流れでは表示されない細かいことも、人生には起こります。 そのためには、細かいことを知る必要があり、易などを利用…

秘伝はないという

干支九星には秘伝がない、と望月先生はよくおっしゃっていました。 何故ならば、基礎こそが秘伝であるのだと。 基礎をよく理解することによって、秘伝になるということでした。 ということは、秘密ではないことが大切なものであるということでしょう。 誰も…

生まれてはいけな子

夫婦の星を見て参りますと、多くの事がわかります。 そもそも相性などは、この干支九星ほど有効なものはないでしょう。 それだけでなくて、どのような夫婦関係を作っているのかも、だいたいわかります。 子供の件についても同様です。 この夫婦に子供はでき…

聞くときと思い出すとき

聞いているときは、何だそんなことか、と流してしまうことがよくありました。 大体の文脈からそう読めるでしょう、と。 そういうときは、完全に理解したと思っているのです。 ところが、数日あるいは数時間たって、あの話は何だったのかを思い出そうと思って…

聞くことから始まる

この世界で仕事をさせていただくと、つい強く易のことを話したくなります。 ところが、本当に大事なのは、相手の話を聞いてあげることだと思います。 じつはこれが非常に大切な過程なのです。 お客さんが、ご自分の悩みを整理する場もであり、悩みも絞られて…

土のことについて

木火土金水の五行の中で、一番わかりにくいのが土です。 中央に位置しておりますので、方位として使うのは簡単ではありません。 しかし私たちは土の上で生活をしています。 そして最終的には、土に帰るわけです。 仏教的にいうならば、地蔵菩薩になるでしょ…

辰月になり

ようやく四月になりました。 これで、世界的な問題が終息していってくれればいいのですが。 今月は、表でなく裏を見る必要があります。 それは戦争だけの話ではなくて、生活すべてにおいてのことです。 逆にいえば、裏でしか活動できないということもであり…

基本と応用

お客様を前にした場合には、勇気をもって突進するしかありません。 頭でわかっていても、言葉にしないとわかりません。 また慣れて参りますと、奇をてらった判断をする人もいます。 それでよい場合もありますが、受け入れられないこともあります。 そういう…

絶対な吉凶はない

私たちは昔を回顧して、あの年はよかったとか、悪かったとか話すことは確かにあります。 しかし実際の生活では、吉もあれば凶もあり、絶対なる吉や凶の年というのは存在しません。 それは実は流年にも当てはまるものです。 あなたはこの年はいいでしょうとか…

勘が生きる

意識的に方位を使ったわけではありません。 ふと寄った古本屋さんで、本を見ていました。 さて帰ろうかと思ったときに、最後見ておこうと思いましたら、ずっと探していた本がありました。 特別な宗教の本ですので、相当知っている人しか見なかったと思います…

専門ではないはずなのに

ある宗教をなさっている方の、九星の記述を再度見ました。 確か九星は専門ではなかったはずです。 九星の見方も、根本的には相違しています。 しかし、発想というか着眼点が素晴らしいのです。 今まで見てきたときには、九星をよく理解されていないと思って…

まだ未知の部分

このコロナの影響で、海外との行き来が極端に制限されました。 そのために、外国へ行く場合の方位を見ることはありませんでした。 そして徐々に行き来が可能になってきたと思ったら、今度は戦争です。 ロシア上空が飛行できなくなってしまったため、飛行路線…

言葉に乗せる

自分の思いを伝えるときには、言葉を使うことが多いです。 言葉によって、自分の思いを伝えます。 お客様に対したときも、言葉でお話いたします。 すなわち、言葉が相手様をよくも悪くもしますので、非常に重要なものです。 手足や身振りで伝えられる思うも…

気づいても言えないこと

当然のことながら、わかっていると思うことも、なかなか伝えられないことがあります。 これは問題ありというポイントを、なかなか話しだせないのです。 何回かの鑑定の中においても、よくあることです。 ずっと前に話しておくべきことが、遅れ遅れてしまうの…

宗教の影響

インドから入った占いには、仏教の中に含まれたものが日本に入ってきています。 インドの天文学もありますが、宗教とも絡んでおります。 他方、中国でできた占いも、道教の影響を受けてできたものもあるようです。 単純に五行思想が、道教と関係するというの…