干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門堂(月恩会)参照のこと。

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

無駄な時間かどうか

この占術の世界は、一つの道を究めるのには、相当な時間がかかると思われます。 そうしますと、最初の入り口を間違いますと、あとで取り返しのつかない時間を費やしたことになります。 どの占術がどうかは、それぞれ価値観が違いますから言いませんが、ご自…

住みにくい都会

東京などの、人口密集地区は、私たちの視点からしますと、非常に住みにくいです。 といいますのは、家が近くですと、隣の家の影響を受けてしまうからです。 少しくらいの改修なら問題ありませんが、大きく作り変えるとか、新築するとかのなりますと、必ず影…

遺伝だけではない

不思議に誕生日が、その人の運命を示しています。 なぜそうなのかは不明です。 そしてその親とか、その子を見ますと、同じような要素が伝わっていることが多いです。 いわゆる遺伝というものなのでしょう。 星が遺伝するというのを、目の当たりにします。 で…

 ルーツは不明

この業界に、いろいろな説が出回ることがあります。 現在ではなくて、随分昔の話です。 その説が、一体どこから来ているのかわからないことがあります。 しかし、全く別の場所で同じようなものを見ます。 ということは、どこかにルーツがあって、そこから広…

島国であるがゆえに

日本は、列島と呼ばれるように島国です。 たくさんの陸地がまとまって、総称されているわけです。 こういう場合、いろいろな考え方があると思われます。 一番大きな本州でもって、中心と考えるのか。 首都機能のある都市でもって、中心と考えるのか。 全体を…

日本で適用できるのか

中国思想が日本に入ってきて、外国の思想に日本人も驚いたであろうと思います。 陰陽五行思想を実際に使えるのかどうか、検証したに違いありません。 結局それで受け入れられるわけですが、では本当に百パーセントが適用できるのか、それはまた別問題であっ…

どこかが欠ける

何もかにも、すべてがそろっている人というのは少ないです。 何もかもの中を、昔の人は福禄寿といいました。 この三つがそろっていて、しかも大きいというのはまれです。 お金はあるけれど、子孫が続かないとか、健康であるけれど、お金がないとか、いろいろ…

もう一度見直し

何十年かぶりに、『隠された十字架』(梅原猛、新潮社)を読んでいます。 最初に読んだときに忘れていたことを、確認するためです。 とにかく日本は聖徳太子が大切なんだ、と教えられました。 どうしてそうなのか、その理由を再度確認したいのです。 日本と…

自分中心も必要

本を読むと、先人たちの智慧が書いてあります。 多くの人は、活字になっているものを、無条件に信じてしまいます。 そういう生き方が必要である場合もありますので、それでも結構です。 しかし、眼を通して頭で理解したことというのは、利用が難しい場合が多…

様々な困難

過日、東北を中心とした地震によって火力発電所が故障したそうです。 そのために、電力が不足するというので、節電を呼びかけられました。 しかも今日は、真冬のような寒さで、雪まで降り、暖房は欠かせない日でもありました。 何というか、困難があるときと…

春分の価値

西洋ほど重要視されておりませんが、東洋においても春分は重要な日です。 あとは秋分の日と、夏至と冬至です。 これらが、ちょうど四角の形となって、節目になっています。 つい夏至や冬至に話がいきやすいですが、秋分や春分とて忘れてはいけません。 昼と…

忘れないこと

干支九星だけではありませんが、占い系統の勉強をするときには、相当なモチベーションのある人は別ですが、ついおろそかになる人も多いでしょう。 干支九星に限れば、ともかく勉強を忘れないことです。 毎日何かしら、発見をされるとよろしいでしょう。 その…

寂しさもあり

やれ干支九星だ、やれ解神だ、などと言っていますが、本当は寂しさがあります。 師が生前であれば、これどうでしょうと質問できたでしょうに。 実際にこれが正しい答え何かどうなのか、わからないことがよくあります。 最後は答えが結論なのですが、答えが漠…

地災とは言わず

昨晩も、大変大きな地震が起きました。 被災された方にお見舞い申し上げます。 が、地ですから本来ですと地災というべきなのでしょうが、天災と呼ばれます。 人に対する天ということなのでしょう。 天変地異とか、天災地変とかいう言葉はありますが、地災と…

決定を変える人

鑑定は、新聞紙上で行われているような人生相談ではありません。 易神に依頼し、お答えをいただいてお話させていただくものであり、ゆるがせにできないものです。 そして鑑定をさせていただくと、多くの方は納得してもらえるのです。 こちらも、これならば不…

私たちの方向性

この干支九星の世界では、望月先生が突出しておられました。 おそらく、本に書かれている数倍、数十倍のことは考えておられたでしょう。 とすると、私たちがこの世界を再度盛んなものにするには、望月先生の考えられていた道がこうではないかと忖度して勉強…

命理の法則が通用しない

片方が強く、片方が弱い夫婦は、通常夫婦関係を全うできません。 干支九星でいうところの、特殊命と普通命です。 特に女性が特殊命ですと、その傾向は強くなります。 しかし、強い霊の問題が生じている場合には、この法則が適用されないのです。 理由は説明…

基礎から離れる人

基礎が大切だとよく言われます。 それに異論はありませんが、一番手に負えないのが、自分は基礎を理解していると信じている人です。 こういう人は、自分で気が付く以外の目覚める手段はありません。 基礎から離れてしまっていることさえ、理解できないのでし…

事象を選ぶ力

九星の事象それぞれに、多くの事象があります。 基本の考えは、そう多くはありませんので、絞ることもできますが、実際にどの事象を選ぶのかは、占者の腕にかかっています。 しかも、日盤を見るのか、それとも星が入っている宮を見るのか、かかっている星を…

再び震災の日

平成23年のこの日、日本に非常なる災いがやって参りました。 その影響と傷は、いまだに完治しておりません。 どうしてそうだったのか。なぜ起こってしまったのか。 手立てはなかったのか。 どうしようもない気持ちの中に、いまだにおありの方々もおいでに…

少しずつが基本中の基本

干支九星では、少しずつ、少しずつ開運していってもらうのが基本です。 何か手品のように、突然開運できるものではありません。 最初に私自身が言われたことは、すぐに開運したいと思うならば、よそに行ってくれということでした。 急に開運して、何でもかん…

どこまでが占いの範疇か

人様のお話をお伺いしておりますと、その家の家系の問題にぶち当たることがあります。 家系というと、お墓の問題などと関連します。 家系図を作成することもあるでしょう。 そうすると、どこまでの先祖様に言及すればいいのか、という問題が出てまいります。…

世界視点の欠如

中国起源の陰陽五行思想は、東アジアを中心に受け入れられています。 ですから、世界的な問題を考察するのに、得手とはいえない部分があります。 そういう点では、西洋占星術の方がフィットするようです。 そういうと、西洋のことでも、陰陽五行思想が当ては…

二つの開運法

先人の本を読んでおりましたら、開運法に二つありと書いてありました。 一つが祐気法であり、一つは信仰だということです。 最初の祐気法というのは、いわゆる気学でなさっている祐気法のようです。 もう一つの信仰は、いわゆる信仰であって、特定の信仰では…

実行できない人

干支九星の鑑定をさせていただきますと、こうした方がいいという話になります。 それでそのまま実行していただければいいのですが、実行できない人がいます。 結局は、悪い状態のままとどまります。 僭越ながら、この人には徳分が足りないと思い、理由を述べ…

いやな出来事があったら

四苦八苦ではありませんが、人間が生きているといろいろなことに遭遇します。 大切なのは、そのときにどうするかです。 そのためには、自分の性格を把握していることが大切です。 自分のどの性格が、そのような事態を起こしてしまったのか。 自分が原因でな…

節句の日ですが

今日は桃の節句ですが、まだ桃どころか梅も咲いておりません。 冬が長かったということなのでしょう。 ですが、ともかく干支九星から見ますとこの数日がとても大切です。 三月節まで入ってしまえば、宜しい部分もあるのですが、もう少しです。 ウクライナの…

長年かけて探す

引っ越し、転居をする場合には、人によってはなかなかいい方位を取れないことがあります。 そういう場合には時期を待っていただき、年月を指定して、この年のこの月にこの方位という指定をしてしまいます。 そうお話しておきますと、近くなってから、あるい…

干支九星は武器になる

占術はたくさんありますが、干支九星はとても優れています。 各占術を一生懸命勉強されている方もおられるでしょうが、どこかでぶつかることも多いのではないでしょうか。 その占術の中で最高のものを出されたとしても、何かに不足はないでしょうか。 そうい…