干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

九星と宗教の相性

九星を使用する、いわゆる気学は、九つの星のみを使いますので、入りやすく、多くの人に認知されています。 そのような九星を宗教で使用しているのか、興味のある所です。 いくつかのパターンがあるようですが、まず宗教の教義とは全く独立して、九星を取り…

不思議なお導き

これは対人関係で起こることなのですが、未完の場合には、必ず代わりの者が出てくるのです。 対人関係において、自分から離れるか、または相手から離れていくかは別にして、人の別れがあり、かつまだその関係を完了していない場合、またどこかで同じような人…

親族でも仲が悪い

親子や兄弟など、親族の星を拝見することがあります。 そうすると、必ずしも相性のいい家族ばかりではありません。 場合によっては、これはよくないという関係を見ることもあります。 ですから私たちが考えなくてはならないのは、親族であっても、相性がある…

古代人の住居

今日、縄文時代の人たちの住居あとに行ってきました。 時代としては7000年前と6000年くらい前のものだそうです。 同じ場所に、1000年も住み着いていたということなのでしょう。 その場所がやはり川のそばでした。 それはわかるのですが、南に大…

努力と生命の神秘

人間の運気を拝見しておりますと、この時期が危険だというのがあります。 そういう人が、その時期に例えば事故るとか、病気になるとか、ある場合には運のままの人生ということです。 この世から離れる場合にも同様なことが言えまして、運気のままに人生を終…

引っ越しの大切さ

引っ越しは最高の運気開運です。 引っ越しを考えられる方は、よき方位に行っていただきたいのです。 古来、方位に対する恐れは深く、方違いなどの儀式を生み出します。 私たちが悩むのは、引っ越しをせずに開運できないかという相談です。 それを必死になっ…

口を出してはいけない

易者さんには、いくつかの決まりがあります。 その中の一つが、聞かれない限り、答えないということです。 こちらからおせっかいで、何ごとかを話してはいけません。 それは、その人にとってプラスにはならないからです。 もちろん、絶対に言ってあげた方が…

モチベーションがないと

何のために占いを勉強するのか。 占い師になるため、自分の人生を知るため、などいろいろあるでしょう。 お金のためというのもあるでしょう。 有名になった人は、有名であるという評判を維持するためというのもあるでしょう。 そういう動機で、どれだけ勉強…

方位とりも大切だが

九星の勉強をされる方の大部分は、ご自分の開運のためにされています。 そして九星の開運というのは、古来方位とりというものです。 その方位をとることによって、よくなりたいという人間だれしももっている願望をかなえようとします。 経験豊富な先生に、聞…

ふとしたときに気が付くこと

人様の命を拝見しておりますと、いろいろなことを思います。 この人は、どういう人生だったのだろう、どういう性格なのだろう、などなど。 また、どうして不幸になっているのだろう、という中心的な問題にぶち当たります。 そうすると、運命というもの自体の…

大きな考え違い

どうも大きな考え違いをしていたようです。 なぜ、干支九星はこれだけ価値があるのに、皆関心を持たないのか。 これをよくよく考えたり、よくよくお話を聞いたりして、初めてわかりました。 それはどうも、干支九星が難しいということらしいです。 私たちは…

寿命の公表

占いの世界で、タブーがいくつはありますが、その一つが寿命の件です。 これをお客さんに、お話してはいけないとされています。 おそらく天の秘密を公表するからないのでしょう。 しかし望月先生の本を読むと、その微妙な箇所に言及されています。 その人や…

単純ではない干支九星

気学は簡単だけれど、干支九星は単純ではないという声を聞きます。 そもそも気学を知りませんが、そうかもしれません。 ただ普通の気学で考えた場合に、年では9種類に分けられて、その星で決定していくのは無謀ではないでしょうか。 月命まで仮に考えたとし…

一つで極める

この世界の先人の方が、書かれていました。 ともかく、一つの占術で極めるのが大切であり、わからないから他の占術を使うのはだめだということでした。 その方は周易の専門家の方ですが。教えに深いものがあります。 干支九星なら、干支九星だけで答えを出す…

十二支のない九星

九星は、九つの星を使いますので、簡単といえば簡単です。 ですから、「今日はどこどこの方位は、どの星にとって開運にいい」という話が出るわけです。 しかし例えば6白にしても、丑年と辰年と未年と戌年があるわけです。 その区別はないていいのか、という…

古代人の見た星空

日本は海に囲まれておりますので、湿気が多く、星を見るのにあまり適切ではないといわれています。 それでも夜になると、必ず星々が出現して、世間を照らしたことでしょう。 その星を見つつ、神話が生まれ、星占いが生まれてきたわけです。 古代人の中には、…

突き抜ける

自分にはどうも理解できませんでした。 ある方の歌をお聴きして、確かにうまいとは思いました。 しかしプロの方に言わせますと、その方の声は突き抜けているのだそうです。 その声の人に出会ったから、曲を作ったというお話までありました。 何がとどまって…

方位とかかり

方位を使うのは大切なことの一つです。 しかしなら、どうしても移動せざるを得ないことがあります。 そのときには、流年法でよい時期を選びます。 そうすれば、最悪が免れるからです。 これは、毎月、毎日のことにもいえます。 星が悪いときには、悪い方角に…

場所が大切であること

衣食住といいますが、人間にとって住居は何より大切です。 人間が生活する時間の、何分の一かを過ごすことになるからです。 ですからその住居が、どれだけ大切かということです。 また、何事かをなすときには、やはり場を大切にします。 今日、『永遠の今を…

今を示しているのは

私たちの根拠とするのは、誕生日と鑑定盤です。 誕生日は、今から何十年前になるのか、それぞれの人のスパンがあります。 しかし鑑定盤は今のことになります。 とすると、誕生してから今までの人生は、誕生日ではなくて鑑定盤に出ていることになります。 そ…

医学だけでは説明できない

家族の星を並べてみますと、いろいろと見えてきます。 特に、子供さんの星は、両親の影響をどのように、どのくらい受けているかを見るのもおもしろいです。 兄弟がいる場合などは、ますます関心をもって質問したりします。 とはいえ、遺伝だけではすべてを説…

隠れている達人

世間には、知られていない達人がいるものであると改めて感じました。 雑誌で見ただけですので、真偽のほどは断言できませんが、おもしろい人相家の方です。 その方は、遠隔で人相を見るそうです。 人相というのは、専門ではありませんので断言できませんが、…

事象は増えているのか

先人たちの様々な本を拝見しますが、九星についてもいろいろな人が書かれています。 その中で、たとえば事象を拾おうとしますと、なぜか、同じ言葉に出会います。 事象は、基本が決まっているのですから、重なっても問題ありません。 しかしどう見ても、別の…

恩に報いる心

今更ながらに、干支九星との出会いを思います。 ほとんどこの世界に不明の自分を、お導きいただいた望月先生に感謝の思いしかありません。 他界されてしまっているいま、残念ながら、もう何の質問もできませんが。 できるのは、恩に報いることだけです。 で…

干支九星は刃物

手術をするときに、刃物を使います。 患部を取り除くのには、必要な道具です。 とはいえ、それを悪用すると、人を傷つけるものと変じます。 干支九星も同じように考えられ、言葉でもって人を救うこともできれば、傷つけることにもなります。 相手様にどう対…

断定しない範囲

干支九星は、鑑定盤では断定する必要がありますが、してはいけない場合もあります。 それは命を見た場合です。 鑑定盤は年月日時を使いますから詳細ですが、誕生日は年月日までですので、文句なしの確実ではありません。 鑑定盤が同じことを示していれば、可…

知識ではないもの

私たちのやっている干支九星は知識ではありません。 何度もお話していることかもしれませんが、誤解している人が多いです。 もちろん、基礎知識は必要です。必要ですが、最小限です。 それ以上に、では何を学ぶのか。 それは、言葉では伝えにくいのですが、…

医学的な知識

干支九星などの鑑定をしておりますと、必要なものがあります。 それは、最低限の医学的な知識です。 本格的なのは、勉強しなくてはわかりませんが、最低限ですませています。 最先端の医療などわかるはずもなく、ただこの可能性があります、という指摘をする…

事象をみていく

干支九星の鑑定盤は、自分で立てることができます。 そのときに、1白から9紫までの星の事象を使います。 事象がうまく当たると、相手様の話がよくわかります。 ただ話は百般にわたりますので、何が来るかわかりません。 そのために、事象を知らなくてはな…