干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

傾斜法の男女の区別

九星だけを考えたならば、男女差はありませんが、傾斜法などを考える場合には、男女の区別が必要です。 そもそも九星に男女があります。 1白、3碧、6白、8白が男性であり、2黒、4緑、7赤、9紫が女性であり、5黄は両方です。 ですから、女性にとって…

易と考え方

干支九星の依拠している易の思想は、古代の中国人の思想が入っています。 彼らの思想が反映しているわけです。 その思想は、深く人間考察に基づいたものが多いですが、疑問な箇所もあります。 それは現代のわれわれから見た思想だからでしょう。 その現代的…

命を見極める

干支九星をやっている理由の一つが、人間の本質を知りたいためです、 それならば、易系統ではなくて、宗教をすればいいのではないかというご意見もあるでしょう。 宗教の方が確かに可能でしょうが、眼に見える方が最初としては簡単です。 盤を見なくてもわか…

雲の見極め

空を見ていると、いろいろ面白いです。 これは、こちらが田舎に住んでいるからという理由も大きいでしょう。 一番見えますのが、雲です。 いろいろな雲がありますが、注意喚起の雲もあります。 いわゆる地震雲というものもそれでしょう。 いろいろとみていま…

価値観が違う

本はすぐ絶版になってしまいます。 そのために、どうしても古本で買うことが多くなります。 その古本の状態というので、書き込みありと書いてありますと、値段が下がります。 きれいな本の方が、一般的に価値があるからでしょう。 しかし、私たちが読む本は…

時期をみる

何事かを始めるのに、時間が大切です。その時間は、方位と密接に関係しています。 時期をずらしてしまうと、よい方向も使えなくなってしまいます。 ですが、方位を使えないということもよくあります。 たとえば、車を買うとしましょう。 その時には、販売店…

生き物は知らせる

方位の事象をとるときに、気が付かないこともあるものです。 たとえば、日常生活の中で使っている道を通るときなど、なかなか変化に気が付きません。 気が付く場合には、よろしいですが、小さな変化は見落としがちです。 その点、生き物が出てくる場合には、…

事象に敏感になる

方位を頭で考えていくとことは結構ですが、そこに行く間も、用心が必要です。 自分の予想した通りの、事象が出ているかどうかを見るわけです。 目的地に行く前に、眼に入るものがあります。 それに注目しつつ、移動していくのです。 悪いとか、実際に思って…

絶えず反省

人様のお話を伺っておりますと、つい人間心で答えたくなります。 それは、私たちが一番やってはいけないことです。 そのワナにはまってしまいますと、結局は相手様のためにもなりません。 その上、相手様から受け取るものが、よくないものであることがわから…

位負けの事象

干支九星などの易の勉強をしておりますと、位負けという事象に出会います。 実力以上のことをして、結局はその場にとどまることができないということです。 たとえば、今年は6白が中宮にありますので、実力のない人は位負けをします。 実力のある人は、そう…

ストレスとはいうけれど

ストレスは万病のもとといいます。 かといって、人間はストレスなくして、この社会では生きていけません。 とすると、どこまでが耐えられるストレスであり、どこからが不可能なのかを知る必要があります。 てきめんに出るのは身体の不調です。 そこまでくる…

天候の変化が大きい

今日は、天気でしたのに、突然雲が出て参りまして、雪が降ってきました。 流れてきた雪というより、道路が濡れるほどの降量でした。 しかし一部は青空が出ていて、天気雪と言ってもいいほど、のことです。 かと思えば、近くの町では、数日前に二重の虹が出て…

先天と後天の接点

傾斜法で同盤の場合には、先天盤の反対の星の傾斜を見ます。 たとえば、3碧と3碧でしたら、巽宮傾斜とします。 ところが、鑑定の場合に同盤があった場合には、後天盤の反対の星を中央に入れます。 たとえば、3碧と3碧でしたなら、7赤を入れます。 この…

吉運とは何か

運が悪い人は、運が悪くなってから、どうしようかと迷います。 そういう場合には大概、もうどうしようもなくなっていることが多いものです。 運のよい人は、運が悪くなる前に、事前に準備をしています。 万一、運が悪くなった場合には、こうしようと、心がけ…

地震と5黄

今月は5黄の月です。 ですから5黄の事象、破壊とか、ごたつきとか、腐るとか、災害とか、地震とかの意味が出てきます。 昨日の地震も、5黄の事象の一つではないかと思われた人が多いでしょう。 たしかに今回の地震は、5黄によるものであって、東日本のと…

今年は方位をとるときに

令和3年は、丑6白の年です。 今年こそは運が開くであろうと、期待されている方も多いでしょう。 個人的にはそういうことがあるでしょうが、全体としてみた場合には、そう簡単ではありません。 といいますのは、全体として吉方位が少ないからです。 自分に…

45日の厳格性

引っ越しをしたあとで、45日間は最低でも自宅で寝てください、という指導をされる方が多いです。 全く持って大切なご指導です。 しかし、です。45日間、一度も外泊していない、ということは難しいものです。 あるいは病人などでは、長期に入院していた場…

実体験を語る

悪質でないにしても、他人を勧誘するときには、相手に話を信じ込ませることが必要です。 説明のときに、耳を傾けるのは、その話している人の実体験です。 その話が現実的なものであるなばら、信じる方向に進みます。 ところが、また聞きで話をされても、信頼…

春になった暦

徐々に温かかな日が増えてくるようになりました。 暦上では春となっていつつも、実感できない日もありますのが。 しかも今月は5黄月です。 物事が腐る、という気持ち悪い月でもあり、天気予報が信じられない月でもあります。 逆に、もう年末から咲かない花…

占いを信じていいか

占い、という通俗的な言葉ですと誤解を受けます。 例えばおみくじを引いたときに、日本人はそのまま信じます。 ところが、中国では、その卦というかお告げが正しいか再度確認する作業があります。 ということは、占いで正しくない卦が出るということを信じて…

開運の癖をつける

よく、何をやってもだめだ、と嘆く人がいます。 そういう人は、おそらく不運が不運を呼び込んでいるのでしょう。 運のいい人は逆です。 よい運気が、更に別のよい運気を呼んできます。 なぜそうなるのか、はわかりませんが、一種の癖なのでしょう。 開運を癖…

他の書から学ぶ

易関係ではなく、宗教関係の本もよく読むことがあります。 学問書は言うまでもなく、実体験の本も含めてです。 そして前から気になっていた本があって、目に付く場所においておきました。 もう20年以上もそうでしょう。 そうしましたら、別の本を読んでい…

政治家たるもの

個人の運気に、大きな影響を与えるのは家族です。 集団という枠の方が、個人より大きいからです。 同じように範囲を広げていきますと、最終的には国という概念になります。 その国をどうするか、いわば、家庭における家長のような働きをするのが、トップの政…

5黄の月

今月は5黄の月です。 5黄は帝王の座にあるので強いといいますが、当然、悪い面もあります。 ものを腐らせたり、面倒なことを起こしたりします。 その月が真ん中にありますので、世間ではそういうことが起きやすいものです。 それと同時に、方位をとるとき…

易の方便はあるか

干支九星でわからないこと、例えば、同じ方位にあって、どの店に行くべきか、などを知る場合に易を使います。 それだけではなく、易を勉強のために立てることもあります。 易を立てて、これはどうしても外せないというときには、不思議に自分にわかりやすい…

方位とりの特徴

普通に生活しているときは、ほぼ関係ありません。 たまたま、偶然に方位とりの時間と合ってしまうことがあるときには出るかもしれません。 そうではなくて、意識的に方位を取ろうとする場合、何となく感じるものがあります。 それに出くわしたときには、うま…

時代ととに変わる

名前は文字の画数で計算する方法が多いですが、それではわからない事例もあります。 今のタレントさんなどで、苗字がなく、名前だけの人もおられます。 そうすると、人格とか、何格とかは関係なくなってしまいます。 社会が変わってくれば、それにつれて、占…

毎日の方位

毎日の方位を考えて行動すると、行き詰まります。 行く方位がよい方向ばかりではないからです。 では、そちらに行くのをやめるのか、というわけにいかないこともあります。 会社でも、今日は悪い方位がだから行かない、というわけにはいきません。 そういう…