干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

干支九星は知られていない

同じ九星を使うのでも、気学というのはよく知られています。 干支という言葉にしても、今年は子年として知られています。 しかしその二つがくっついて、干支九星という名前になっているというのを、ほとんどの人は知らないでしょう。 ですから、タロットカー…

事務所の方位

人間の引っ越しの場合には、その住人がどう影響されるかをみますので、それほど難しくはありません。 それに対して、事務所や自営の方の職場を移転するときに、どうもその方角を忘れがちです。 事務所が移るのですから、事務所の命にとっての方位を考えます…

この世界以外の人とつきあう

私たちは、干支九星を含めた、占い、占術の世界で生きています。 当然ですが、この世界だけにおりますと人生を間違います。 全世界で、この世界のことを知りたい、信じている、面白そうだ、と思っている人はごく少数です。 その中で、井の中の蛙になったとこ…

行動と運勢

ある会社にお邪魔いたしました。 そうすると、そこの社長さんが、意味もなくふらふらしています。 もう少し落ち着いていればいいのに、と思いつつも、まだふらふら動いています。 何か急用でもあるのかと思いましたが、そうではなさそうです。 そうしていな…

遺伝する星の計算

親は子に似ている、と一般的に言われます。 ではそれを星で見ることはできるのでしょうか。 拝見いたしますと、不思議に似た星が遺伝しているのがわかります。 それは同じ九星があるとか、干支があるからというのではありません。 この世に生まれて、宿題を…

九星で神仏を

神仏を九星で表現しようという方々もおられます。 様々な観点から、この神仏の特性は何かを探り、配置されたもののようです。 しかしどちらかというと、九星もありますが、神仏は十二支でることが多いようです。 例えば、巳ならば弁財天というようなものです…

ひとつひとつのみ

神業のような鑑定をされる方でしたら、理屈なく答えが出るのでしょうが、そうでない場合には、はやりひとつひとつ丁寧に学ばなくてはなりません。 何の星がどこにあるから、どういう事象だということや、その人がどこにいるからどういう意味だとか、基本をし…

節を使った方位

節入りの日は、さすがに方位は使用しないでしょう。 では中節のときはどうなのか、試してみました。 月盤も同じ、日盤も同じ。違いは節の違いだけです。 なかなか事象をとって、明確に説明できればいいのですが、中節の時間になる前後、おもしろい作用があり…

九星と干支との選択

干支九星ですから、方位をとる場合でも、干支と九星を使います。 その場合、九星は要素としてすぐ計算できます。 プラスして、干支もよければいいのですが、そうはいかない場合もよくあります。 そのときに、九星をとるのか、干支をとるのか。 この判断ひと…

九星なのに10なのは

九星は、九つですから九星です。 しかし時々、10という切りのいい数を必要とすることがあります。 もちろん生成数で土気としてとってもいいのですが、それは一つの応用です。 あるいは、十干だとすると10です。 これですと確かに10になりますが、地上…

陰遁に変わる

7月20日より、どちらにしても陰遁に変わります。 ようやく落ち着いてくることを期待します。 陰というと、暗いとか、マイナスのイメージがありますが、陽があるためには絶対に必要なものです。 新型コロナウイルスも、多くの節を経過しましたので、言葉と…

九星と干支の組み合わせ

今年は子年であり、九星ですと7赤です。 子の7赤の年として表示されます。 この組み合わせでいうと、1白4緑7赤が子卯午酉、2黒5黄8白が寅巳申亥、3碧6白9紫が丑辰未戌の組み合わせのみが可能になります。 ところが、星を盤上で回す回座星でいいま…

干支九星と大きな渦

干支九星がわからないという人がいます。 確かに気学のように、明快な原理のあるものではなく、複雑といえば複雑です。 その一部分だけ見ていると、一体何をやっているのかわからなくなってしまうのでしょう。 それは、現在干支九星でもって、何を解明してい…

最終的な福

方位をとったりするのは、福をとるためでしょう。 もちろんそれに異存はなく、多いに福をとっていただきたいものです。 ただそれは、その人の心持が変わらずに福をとろうとしているというのが、話の前提となっています。 お金が入った、病気がよくなるように…

知らずに方位をおかす

方位学を知っている人の数は、全人類の何万文の一かわからないですが、知らずに悪い方位をおかす人が多数おられます。 実はその逆もあって、知らずに吉方位に行く人もいます。 ですから最初にすべきは、自分が今までにどれだけの方位を使ったのかを調査しま…

人生をたどりながら

今は本当に便利です。ネットに、著名人の誕生日だけでなく、何歳のときに何をしたかとか、細かく書いてあります。 昔は、自伝や伝記から見つけたものですが、一部必要な部分以外はネットで十分です。 ああ、この人はこういう人生であったのか、と思いながら…

夢占い

夢でもって占いをするという方法が、古来より知られております。 現在でも、この夢はこの意味を表すという本が出ておりますし、そういう本の通りのこともあるとは思います。 しかし実際には、深層意識の顕れたものだけでなく、霊的なものも多いようです。 か…

予言者の心理

いついつ、災害が起きます、と予言?される方がいます。 その人の心理がよく理解できません。 例えば地震が来るから注意すべし、といことはわからないではないです。 いつでも対応できるように準備をしておくように、というのがわからないではありません。 …

なぜ干支九星を学ぶのか

なぜ干支九星を学ぶのでしょうか。 ある方は、専門の易者になりたいからというでしょうし、ある方は、自分で吉方位を知られるようになって使いたいからというでしょう。 この学を深めていきますと、今までの常識がガラガラと壊れるのを知ります。 この学問を…

絵画をみる

バカな話ですが、鑑定に迷い、壁にぶち当たりますと、芸術に触れます。 私たちの相手にしているのは、人間ですから、人間の本質に迫った芸術に触れることによって触発されます。 干支九星と芸術とは、全く違うもののようですが、人間の本質に、掛け値なしで…

引っ越しをする前に

引っ越しをするときに、簡単な気学の本を読んで自分で勉強されてから引っ越しをされる方もおられるでしょう。 誰か気学の先生の門をたたいて、聞いてから引っ越しをされる方もあるでしょう。 なぜそういうかといいますと、悪い方角に引っ越されてから、こち…

方位の気に先んじるもの

私たちは方位を使いますが、使ったあとで事象が出ます。 もちろん、使っている途中で事象が出るということもよくあります。 しかしそうではなくて、目に入ってくるものがあります。 ときどきこれにヒントがあって、将来の方位を先んじる、あるいは方位を使う…

吉方位と神社詣り

吉方位をとって、神社参拝をされる方がいます。 もちろん自分もそうしますし、してもらうこともあります。 そこで問題なのは、普通ですと氏名と住所とご挨拶だけを述べるのにとどめるべきなのですが、特殊な問題があるときには、どうしても御祈願することが…

二人の宗教家と易

本を読んでいて改めて認識しましたが、九鬼盛隆師と友清歓真師は知人だったのだそうです。 九鬼師は、言うまでもなく断易精蘊などの著者であり、文字通り断易をなさっていた方です。 友清師は、天行居という宗教を始められて、これまた周易や数霊に精通され…

満月の日に都知事選

今日は満月の日です。 この日に都知事選が行われまして、報道では現職の小池知事が再選ということだそうです。 自分は都民ではありませんので、選挙権がありませんし、関心がありませんので、どういう意見もないのですが、日程が気になりました。 道長の「我…

一度フィルターを通す

ある思想の本の原稿を書いているときに、他の情報を使用してもいいけれど、自分で納得して一回通してから使ってください、という注意を受けました。 自分の言葉にしないと、理解していないかもしれない、ということからでしょう 干支九星などの占術も同様で…

惑星直列としてではなく

今日、惑星直列があるのだそうです。 惑星という実星を使っての報道ですから、そうなのでしょう。 干支九星でいうならば、今日というより、今月はいろいろな意味で難しい星となっています。 火山の噴火も起きているようです。 私たちの日常生活も、まだ昔の…

火球が飛んだ件の解釈

今日(午1)の丑刻ころ、東京の上空を火球が飛んだ、という記事がありました。 午 957 168 813 924 462 573 丑 そしてその火球は、西から東に飛んだということでした。 ここから何を見るか。解釈の一例です。大衆にウイルスが広まってい…

年上である程背負っている

私たちは、誕生日でもって星を見ますので、それだけでは純粋な記号です。 それが徐々に、例えば方位を使ったり、家相の影響などが出て参りますと、その純粋さが変わって参ります。 イメージとしては、年とともに積み重なっていくようなものでしょうか。 例え…

甘さを反省する

お客さんに鑑定してお話をした内容で、反省することがあります。 決してはずしてはいないのですが、もう一歩、深くお話ができませんでした。 はやりこれは、ミスだと思っています。 あとから言われて、非常に重大な問題がさらに出て参りました。 どうして一…