干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門堂(月恩会)参照のこと。

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ばらばらに考える

先ほど、上弦の月がきれいに見えておりました。 雲もちらほら見えましたし、星も見えました。 私たちの目には、一枚のフレームの中にそれらが混在して見えています。 しかしながら、よくよく考えると、雲は一番近く、次に月であり、しかもこれが一番明るく、…

資料を残す

鑑定をさせていただいた場合、それっきりではいけません。 必ず、どのように鑑定をしたいかを残しておきます。 そして、その結末やら鑑定がよかったかどうかを検証いたします。 占い師さんによっては、記録は手控えだけで、その他書いた紙などを差し上げてし…

相性と方災

夫婦が引っ越しをされる場合、様々な問題が生じることがあります。 そもそもその夫婦の相性がいいのか、悪いのか。 方位はその次になりますが、相性がよくても、悪い方位を使いますと問題が生じます。 相性がいい場合には、あまり悪い方位を使うことはないの…

元にもどったサイト

知らない間に、前に使っていたHPが戻っていました。 忍者ツールズという名前ですから、影に隠れて、知らない間に変わっているという文字通り1白の事象でした。 とりあえず、このサイトでもって、情報を出したり、連絡をしようと思います。 もちろん、まぐ…

運が悪いと動く

昨日まで大丈夫であったことが、今日だめになることがあります。 何とかやってこられたのに、もう無理になってしまった、と感じるような場合です。 それは、仕事のこともあるでしょうが、主に人間関係に出ることが多いです。 しかし干支九星から見ると、人間…

孕み月

日本の古い占いに、淘宮というのがあります。 誕生日に基づいて、その人がいつ受胎したか、孕んだかを計算して性格などを算出する方法です。 それと同じ発想が、九星にもあります。 しかし実際にいつ受胎したかを知ることは難しいので、だいたいこの月だろう…

表層から深く見ていく

私たちの日常生活の中で、いきなり深い話をしだすことは少ないです。 特に初対面の人の場合には、まずないでしょう。 四柱推命などにあるかどうかわかりませんが、干支九星で見ますと、表面的なことがらと、深い内面との両方の見方があります。 それらを混同…

鑑定盤を第一に

誕生日を見ると、どうしても命をみたくなります。 命というのは必要なことですが、必ずしも絶対的に必要であるとまでは言えません。 しかし、つい命の話をしたくなります。 それよりも、第一に見るべきは鑑定盤です。 これは、命の基盤となる誕生の日から、…

オンライン勉強会をしない理由

このコロナの時期、オンラインで勉強会をしてほしいという話をちらほら聞きます。 しかし、これはお断りしています。 なぜならば、自分にはオンラインでお伝えする自信がないからです。 といいますのは、干支九星は単に知識や技術だけを伝えるだけではないか…

本末転倒

易などは、易のためにあるのではありません。 人間のためにあるのです。 技術がどうの、という話は当然出てきますが、あるいは難しい勉強をしなくてなりませんが、それはすべて人間のためです。 この場合人間というのは、鑑定依頼人のことです。 そのお客さ…

夢の意味するところ

大概の人は夢を見るでしょう。 夢を見ない人もいる、ということを聞いたことがあります。 しかしこの夢を見る人が、どんな意味のある夢なのかを知ることができます。 それは夢をみた時間の鑑定盤を立てるのです。 寝ていたらわからない、ということがありま…

理由は問えず

鑑定盤はあくまでも、現世の話です。 この世の中において、どういう状況にあり、どう変わっていくか、場合によっては、どうすれば開運できるかの話に限定されます。 仏教思想の輪廻の思想を入れれば、過去世の行いが現世の苦しみとかかわっている、という話…

十年寝かす

干支九星を教えていただきた望月治先生は、講習の中でよく、自分の説は十年は寝かすとお話しされていました。 十年の間に資料を集めて、実占して、正しいものだけを公表されていました。 ですから、最新の勉強だと思っても十年前のものだったわけです。 その…

紫白の問題

1白6白8白だけに、白という文字があります。あと9紫は単独の色です。 この四つの星は、紫白という名で福星としてとらえられておりました。 ですからこの星の回っていて、凶作用がないときに方位を使うべきだということです。 もちろん、そのことにほぼ異…

出会いによる開運

今日、たまたま古本屋さんにちょっと立ち寄りましたら、知人の本が目に入ってきました。 コロナの時期に長居は無用ですので、すぐ買って出てきました。 何冊か本を出されている方で、この本は見たことのないものでした。 不思議なことに、パラパラ見てみると…

天地人三才

占術すべてに三才がそろっているといいます。 例えば、干支九星でしたら、天干が天、十二支が地、九星が人に相当します。 これらを備えて、初めて占術と呼びえます。 私たちはつい、九星なら九星のみを見てしまいますし、人によっては干支のみを見てしまうこ…

五黄の月だから

今月は五黄の月ですから、注意が必要です。 特に五黄の日にはそうです。 望月治先生がご指摘されているように、五黄が重なると、八方位すべてが暗剣殺になるといわれているからです。 当然ながら、そういう日には、新型コロナなどの災いも動きますので、注意…

理論と実際

干支九星の理論はあります。 それをもって当てはまれば、すべて解決するかというと、そうではありません。 理論からはずれた実際をどのように説明するか、そこで思い悩みます。 そこで原則をさらに細かくして、例外規定を作ることがないではありません。 し…

一芸を極めた人

何の分野であっても、一つのことがらを極めた人というのは強いです。 その人は、様々な工夫をして極めることができたはずだからです。 分野はいろいろあるでしょう。 仕事にしても、趣味にしても、あるいは主婦業にしても、何でもいいのです。 そういう人は…

地震雲

昨日、だったでしょうか。地震速報が入りました。 実際には震度3くらいでしたので、さほど大きな被害はなかったものと思われます。 しかし、その前に、地震雲が出ていました。 地震雲というのは、数種類あるらしいのですが、自分がわかるのは一種類のみ。 …

決断をするとき

人間の心の中を見ておりますと、今までやっていなかったことを始めるとか、迷っていることを決定するとかいう時期があります。 長い時間をかけて決定したこと、即決したこと、どちらにおいてもです。 ですが、干支九星的にいうと、その人の決定する時期をみ…

ピザは歩いてこない

どこかのピザ屋さんの看板に、おいしいピザは歩いていけません、というようなのがありました。 どこかの英語か何かを直訳して使っているのでしょうが、これは干支九星にもあてはまります。 家や物は自分からは動きません。しかし人間は自由意思で動きます。 …

商店の向き

住んでいる家の影響があるのは知られていますが、お店の家相も無視できません。 どちらを向いて建っているかというのも、大切な要素です。 職種によっても、どちらを向けるかというのが大切な条件でもあります。 こういう店を探してください、と指示した人が…

記録と見直し

鑑定のスキルをあげるために、自分の鑑定を見直すのは大切です。 そのためには、鑑定の記録をつけておかなくてはなりません。 鑑定所によっては、鑑定した記録は個人情報だから記録してはいけない、と言われるそうです。 そしたら、記憶が残っているうちに、…

手が合わさる

今日は満月です。 昼間の温かさとは違い、少し冷たい空気の中に、くっきりと満月が浮かびます。 世間ではコロナだ自粛だと騒いでいますが、まったく関係なく輝ています。 本来、干支九星の要素として、太陽と地球の関係を考えるというものがありますし、月と…

先天と後天

ものを見る場合に、多角的にみる必要があるのは当然として、では干支九星の場合はどう見るべきなのでしょうか。 それを解明する一つのヒントが先天と後天にあります。 先天と後天、すなわち体と用です。本体と働きです。 有名な話ですが、例えば夜です。 夜…

命の結晶のような

易経を誰が作ったのかは知られていませんが、人生に活用する時点で、これほど素晴らしい指針はありません。 すなわち易の存在そのものが奇跡、といっていいことなのでしょう。 その易経(イーチン)を取り入れた日本においても、それこそ無数の研究者や易者…

新しいサーバー

こちら方面は、どうも苦手です。 しかも無料のサーバーをお借りしていた関係だと思うのですが、前のサイトが消えてしまいました。 とりあえず新しいサーバーをお借りしてみたのですが、果たしてうまくいくかどうか。 干支九星術 沙門堂(月恩会) https://sh…

コロナと心

新型コロナウイルスによって、われわれは今までできていたことに制限がかかっています。 そうなると心配なのは、心のケアであり、ストレスの解消です。 今月の盤にもこのことが示されています。 それが今月、限界になる人が出てくるということです。 そのス…

九星の考え方

これは干支九星に限らず、九星一般の考え方なのですが、大から小へ行くということが基本です。 第一に年命があります。7赤金星とかいうものです。 そして次に月命であり、長い間、この年命と月命のみで行われておりました。 それは、日命の九星が出しにくい…