干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門堂(月恩会)参照のこと。

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ダブルスクールのよう

一般に方は、占いの世界をご存知ないので、ご存じなくて当然です。 しかし我々は、この鑑定の中において、何が必要な情報で、どこをお聞きするのか、知らなくてはなりません。 そこを切り口として、問題を掘り下げてまいります。 まさしく手術をするお医者さ…

親子関係で悩む人

皆様のお話をお伺いしておりますと、多くの方が、親子関係で悩まれています。 そしてそれは幼少期に受けた心の傷、トラウマという形が一番多いようです。 また現在でも、その「被害」を受けているという方も多いです。 そういう方は片方で、親は孝行すべき対…

日本語が通じない

日本の方に日本語を話しているのに、通じないことがあります。 一から十まですべて話さないので、理解できないのでしょうか。 間合いを読むとか、言外に言うとかいう、日本人のアウンの呼吸も含めての発言です。 言わないから美徳である、と考えているのでは…

消費税があがる

消費税が10パーセントになるについて、すでに十月分の諸費用は10パーセントの税金がかかっています。 10月1日からといいますが、まだ9月節です。 としますと、亥8白年酉4緑月での施行ということになります。 6白に建がついて、2黒に破れがつくと…

開運したくない自分

口では開運がしたい、当然でしょう、と言っているのに、本当は開運がしたくない人が多数おられます。 そういう方は、鑑定で厳しい指摘をされたくない、本当の自分の運命を知りたくないという方とも共通しています。 本当の自分を知ってしまうと、絶望してし…

秋分を過ぎて

春分と秋分の日は、昼と夜の長さが同じ日です。 このうちの秋分が昨日でした。 この秋分の日、何かお感じになったでしょうか。 伝統的にお墓参りの日とされますので、墓地に行かれた方も多かったでしょうが、そういう意味ではありません。 冬に向かう準備と…

次元を変える

干支九星は、日常生活を越えており、あえて表現するならば、次元を超えています。 ですから、時々鑑定を受けるというような方でしたら、一種のすごい衝撃なのでしょうが、これを身に着けようと思うとまた違う苦労があります。 日常生活の中に、新しい思想で…

この世界に特許はなし

この方位学の世界には、特許というのがありません。 誰でもが使用できるものであり、使ってほしくない場合には、それこそ一子相伝で伝えて、外に出さないという形しかありません。 その点は、囲い込みにくいと感じる場合もあるでしょうが、iPS細胞がどなたで…

出会ってはいけない人、出会わなくてはいけない人

お客さんを拝見しておりますと、出会ってはいけない人と出会っている方が多くいます。 そしてその大多数は不幸になっています。 何事かの、因縁というのでしょうか、危ないシグナルが星と鑑定盤その他に出ています。 明らかに不幸になる道を、選んで歩いてし…

季節感のずれ

今年は彼岸花が遅いです。 去年は、お彼岸の一週間も前から茎が伸びていました。 今年は梅雨明けが遅かった上に、秋が来るのが普段通りでしたので、夏が短かったからかもしれません。 ただし、暦から言えば、九星の閏を置く前の段階であり、どうしても季節と…

ラポール

心理学の言葉に、ラポールというのがあります。 医者と患者との信頼関係を表す言葉です。 じつはこのラポールは、易者とお客さんの間におても、必要であると考えられます。 特に易者は、本当であるならば、ほぼその全人格を受け止めるわけですので、心を開い…

突破、という語

最近の漢籍は見ていませんが、昔は中国の本で〇〇大突破、とかいうタイトルの本がよくありました。 日本の言葉と中国語のニュアンスは違うのでしょうが、何かを突き抜けるという意味では同じでしょう。 鑑定についての本は少ないですが、人の命を拝見してい…

ガン体質

死因のトップにはガンがあげられています。 それを干支九星から見られないものか、考えています。 マンションができ始めた時代、これからは奇病が多くなるといわれました。それにはガンも含まれています。 ではマンションに住んでいない人もなるのはなぜか、…

名前が出るとは

新聞で、今ではネットに名前が多数出ています。 面白いことに、その人たちには、共通する特徴が高い確率であります。 さてしかし、名前が出るといっても、善行をして名前が出る場合や、社長として名前が出る場合や、犯罪者として名前が出る場合もあります。 …

名前の霊動

霊動などという、昔から使われている、いかめしい言葉を使ってみましたが、名前の霊動がいかに大きいかを実感している昨今です。 誕生日が先にあって、その次に名前なのはわかりますが、名前だけでも十分と思えるほどの姿を見せてくれます。 おそらく意図し…

好き嫌いこそが運

鑑定の余興で、どんな色が嫌いかを当てることがあります。 そうすると、驚くほど当たっています。 簡単なはなしで、その人に足りない色なのです。 結局、私たちの運というのは、好きか嫌いかで決定されているのです。 好きだ嫌いだに、ケチをつけるつもりは…

平等ではない

戦後の教育や理念の定着により、法の下の平等とうい、がちがちの人権思想が普及してまいりました。 そういう人たちは、易や九星においても平等であることを無意識に要求しています。 しかし残念ながら、命については人間、平等ではありません。 それは例えば…

計算したのではないけれど

今月、偶然西に行く用事がありました。日にちは計算しておりません。 亥8年酉4年戌2日の三支並びの日に、2黒命が西に行きます。日にちは決していいものではありません。 時間の関係で、ある寺社にお参りすることとなりました。 途中で雨が降り、雷もなる…

実際に目で見ないと

ネットで様々な情報を得ることができますが、それと実際に見たのとは全然違うことが多いです。 神社の写真があがっていたのですが、実際に行ってみると、想像以上に小さなものであったりしました。 個人の印象は仕方ないのですが、お参りの場所としていいの…

今が楽しく

今を楽しく生きていない人が、開運法をして幸せになれるわけありません。 お金だって、お金持ちの人に集まるものでしょう。 いや苦しくて、楽しくなんて生きていけないよ、という人がいるかもしれません。 しかし仮に苦しい状態にあっても、楽しくしようと努…

下見の必要

方位を取ろうとされるときには、厳格な時間の決め事があります。 特に重点的な場合には、ますます厳しくなります。 そのために、方位を取るために下見をする必要がある場合があります。 自分などは、夜中にする場合もあるので、昼間のうちに十分に下見をして…

ようやく五黄の月がおわり

ようやく五黄の激しい月が終わろうとしています。 お客さんを拝見していますと、五黄の事象だなあと思うことがたくさんありました。 しかしその中にあって、神仏のお慈悲が一筋見出され、それにすがった方は助かっております。 また、お化けも五黄であり、中…

気が付くこと

望月先生からいろいろなことを学びました。 どのように鑑定するのか、どのように判断するのか、などなど。 しかしながら、おそらく多くのことも同時に忘れてしまっています。 学び損ねたことも多数あるでしょう。 その状態でありながら、実際にお客様を目の…

神に愛される子

日本各所には、霊場霊地と呼ばれる場所があります。 その霊地に、昔の偉人のお母さんが祈願したところ、その偉人を子供として授かったとかいう様々な伝説が残っております。 そういった霊地は、いまだに信仰されている場合が多いです。 しかし現在の私たちは…

君子南面す

古来、中国では君子、帝王は南を向くことになっています。 これについて、日本でも同様な思想内容を受け入れました。 この方向が間違ってしまいますと、様々な問題を起こします。上下関係が乱れ、凶になるからです。 ですから、今の地図は上が北ですが、易関…

開運は苦しいもの

楽をして開運をしたいという人がいたら、むだなことに人生を費やす人となるということです。 そもそも運命は、その人の思想やら行動が原因となって形成されていくものですので、運命を変えるというのは、その人の思想や行動を変えるということです。 その人…

生日までの命で

九星は、人間を九種類に分けますので簡単すぎます。 そこに干支を入れたとしても、同級生が同じ人生ではありません。 生月を考えた先人はすばらしかったのですが、それでも十分ではありません。 生日まで見ると、その人がかかりやすい病気やら、基本的な人生…

レスポンスに見える心情

お話をさせていただいているときに、お客さんの反応で、ああこの人はこちらの言葉を信じていないのに、こちらの悪い気持ちをさせないために、感動しているふりをしているな、と感じることがあります。 相手がどう反応しようと、こちらは易しか信じていません…