干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

石の作用

ある設計士さんに自宅の相談をしていたら、墓石のような石を紹介されたという話を聞きました。 何を考えているのか、とは思いますが、その人の感性なのでしょう。 不測の事柄が起きないように、歓迎できるものではありません。 逆もありまして、告別ホールに…

家系のこと

多くの方のお話をお伺いしておりますと、その家とか家系のもっている何かを見ることがあります。 個人の運というよりも、家系全体のもっている運というようなものです。 四柱推命なり、何なりは、奥伝は知りませんが、表面的には個人の運を見るものです。 そ…

教室においでになる方

干支九星の勉強会を細々しておりますが、いつも何名の方がおいでになっております。 その方々には、特徴があります。 それは、私の名前の言霊か数霊か、誕生日の星か、おどれかが共通しているということです。 ふとした時に思いついたのですが、ほとんどの方…

何気なく決めたこと

人生においては、何気なく決めた重要なことがあります。 その重要なことは、実はそれまでの、その人の行動原理に基づいていることが多いです。 ですから、本当に開運しようと思った場合には、何を置いても貫きとおすという意気込みをもってしないといけませ…

本命殺のこと

九星を専門とする、いわゆる気学の方々は本命殺とか本命的殺を言います。 九星はとりあえず置いておいて、干支九星では、十二支の本命殺をいいます。 生まれた十二支の回座している方位を使うこと、それを通称十二支の本命殺といいます。そこの方位は使って…

年に二度の

占いでも、あなたの前半、後半はどうだとかという分野があります。 われわれの干支九星の世界でも重要なものです。 そしてその半分に分けて何事かをするというのは、神社で行われる年二回の茅の輪くぐりのもあります。 そもそも、人間のリズムというのが、日…

運の安定とは

でごぼこの運の人は、良い時や良いですが、やはり平均的に安定している方が、最後は強いです。 では運の安定とは何でしょうか。それは多種の要素を持つことです。 陰のみではだめですし、陽だけでもダメです。 干支九星で言うならば、陰陽と五行がそろってい…

5黄の作用

今日は5黄の日でした。 朝から、この5黄の作用が強い日でした。 突然朝方営業の人が来て、お断りしたり、三十キロ台でゆっくりおしゃべりしながら走る車に出合ったり、コピー機を30分以上も独占している外国の人がいたり、ぶつかりそうになったり、とい…

新しい事象

時代が進んでまいりますと、今までの本には書いてない事象が出てまいります。 それらをどう解釈したらいいのか。 まず、言葉として、どの星に近いのかを探ります。そして実際にその星にかかわる出来事をとらえて、その事象が正しいのかを吟味いたします。 そ…

苦労をするようになること

相性を見てください、というお客さんが多いです。 人の出会いのうちで、異性との出会いほど大きな出会いはありません。 よい相性を見つけるのは人情として当然です。 その相性とういのが曲者で、自分に都合のいい条件を相手に押し付けるとは、いい相性ではあ…

答えを決めておられる

鑑定には様々な方がおいでになりますが、最初から答えを決めてこられる方もおいでです。 では何のためにおいでになったのか、疑問でもあります。 自分の考えに同意してもらえるというお考えなのかもしれません。 しかし、ダメなものはダメなのであり、不足な…

家相を見るときにも

干支九星で鑑定盤を作って、様々なことを鑑定いたします。 いわゆる人事百般を鑑定することがきる、というのが原則です。 その人の状況だとか、人間関係だとかは言うまでもないのです。 それだけではなくて、新しい家の家相を見る場合にも鑑定盤を使います。…

人災が多い

昨日京都で起きた放火事件。あまりにもひどすぎます。 一体、何の権利があって人を殺そうという気持ちになるのでしょう。 仏教のカルマ論だとか、五行思想の家相だとか、いろいろな説明はできるかもしれませんが、そんな説明は無力です。 そういう事件をなく…

大きな川

少し干支九星の鑑定を教えてもらった人は、鑑定をしたくなります。 ご自分で鑑定盤をたて、鑑定の経験をするのは、とても大切なことです。 そして大概はご自分のことか、回りのことをされます。 そしてこれが他人様の鑑定になりますと、話は別です。 人様の…

三合という形

三合になるというのは、十二支によります。 九星によるのではありません。しかしながら、気学を含む九星は三合を言います。 それならば、十二支を最初から入れてしまえばいいということもできます。 ともかく、三合は正三角形であって、安定しています。 安…

多くの事象をもつ

ものごとの九星を探ろうと思っていると、そのものがとても気になってきます。 そのものをすべて表現しようとすると、本当は名前そのもので表現するしかなく、単純に九星で分類するのは、難しいものがあります。 そして大概、一つだけではなくて、複数の事象…

実際鑑定例

五年前の午年、12月15日の巳の刻に、お孫さん(平成23年9月生まれ)のことを心配されて、祖父母の方が相談に見えました。 何でも1歳と2か月の男のお孫さんのせきが止まらないのだそうです。 「どの程度調子が悪いのですか。」 「もう1か月も、せき…

まとめと見直し

何であれ、進歩したい場合には反省が必要です。 私たちのやっていることでしたら、自分の鑑定を見直し、鑑定盤を見直す必要があります。 どこが合っていたのか、どこが間違っていたのか。どこまで話すべきであり、言葉は正しかったか。 お客さんが答えを持っ…

中宮の考え方

今月は6白ですので、主人とか社長とか、そういう方々が話題の上ります。 しかし本宮であるのは乾です。 乾には7赤の暗剣がとどまっています。 ということは、主人とか社長にはよくないという判断になります。 中宮に入った場合には、本来の場所が占拠され…

単純の中の複雑さ

干支九星のうちの九星は、星としては九つしかありません。 そのここのつを使って、様々なことが生み出されました。 通称、気学と呼ばれる大系ができていくわけです。 その単純さゆえに、先人たちは、様々なことを考え、体験や実践を通じて、決まり事を発見し…

前知らせ

何事か起きる時に、必ず前知らせはあるものです。 茶柱が立ったとか、黒猫が横切ったとか、とかとか。 干支九星の盤も、前知らせの一種と言っていいかもしれません。 その中でも一番起きやすいのは、宗教に関する前知らせです。 某寺院さんが出されているし…

まず自分で

人様にお勧めするのには、まず自分で体験しておかないと、説明ができません。 方位のこともそうですが、病気の人に対するお話などにも必要なことがあります。 健康になるために、何が必要か。 不健康でもないのに、健康法をするのもどうかと思いますが、何か…

数字の楽しみ

すべてのものは数字でできている、でしたっけ、ピタゴラスの話したのは。 どちらにしても、世の中の数字を見ていると面白いです。 一つ、二つ、それ以上という考え方をする民族がいまだにいます。 猫が何ぴきとか数えるのも当然数ですけれど、そこに「猫」1…

方位に関係なし

今日は七夕です。 今日だけでなくて、今日は神社の大祭日で方位が悪いのだけれど、どうしたらいいか、という質問を時々受けます。 それを信じるのなら、参拝されない方がよろしいでしょう。 神社の大祭で神仏を敬う行事があるなら、それだけで尊いことです。…

子供の気

今日、用事があって、多くの子供たちが家に来ました。 その時の楽しさもありますが、帰ったあと、何となく気が残ります。 子供の気というのを改めて感じました。方位とか関係ありません。 小さな子供といる人は、いつも若々しいというのにも理由があります。…

後押しをする

皆様のお話をお伺いしておりますと、何割かの方は、すでに答えを決めておられることが多いです。 その自分の答えが正しいかどうか、検証してもらいたいというお気持ちもあります。 時々はとんでもない答えを出されていることもありますが、不思議とその答え…

事象を探す

いろいろな鑑定をさせていただいて、答えの出にくい鑑定があります。 そういう場合には、こういうことがあるはずなので、探してください。というお願いをすることがあります。 黙ってすわれば、ぴたりどころか、こちらからお願いしてしまうのです。 わからな…

すべてを破壊するもの

人間生活を破壊するものは、どこにあるのでしょう。 他人が悪いから自分が不幸なのだ、と思い人も多いようです。 自分は正しくて、他人が言うことをきかないから不幸なのだと、考える人もいるようです。 しかしすべて正しくありません。 それは自分の怒りの…

海外からの移住

海外から移住して日本に住むようになった場合、お墓参りがでみません。 近隣の国なら行ってこられますが、遠いとそうはいきません。 お墓参りできない人も不幸ですし、参っていただかない先祖の不幸です。 簡単にはいきませんが、そのお墓はどうにかすべきも…

美人薄命とは

世間的に、美人薄命という言葉があります。 美人には、よい運の人が少ない、悪い運の人が多いという意味でしょう。 では運が悪いというのは、この場合どういうことなのか。 それは男性運とか結婚運であるといっていいのだと思います。 すなわち美人というの…