干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門堂(月恩会)参照のこと。

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

次の元号

次の元号が明日発表されるようです。 どんな元号になるのでしょうか。 平成には、大きな災害が多く起きましたので、それを乗り越えるような、明るい元号になることを望みます。 毎日目にするものは、人間に必ず影響するものだと思います。 日本の古典から採…

説明のつかないこと

当たり前ですが、左の反対は右です。上の反対は下です。 西の反対は東です。のはずです。 しかしどうも、そうとは言いきれないようなこともあるようです。 説明しようにも説明できません。 実証によって確定していくしかありません。 ですから頭だけで出して…

土の割り合い

天干は、木火土金水すべて五分の一ずつです。 しかし地支になると、十二支のうちの四つまでが土になります。 十二のうちの四ですから、三分の一が土になります。 九星も、三つが土星ですから、三分の一が土になります。 こう考えていきますと、土だけが地上…

陽気に浮かれ

梅が終わって桜の時期になってまいりました。 あちこちで、可憐な姿を見かけるようになりました。 と同時に、街中で、突然大きな声を出したり、異常行動を起こす人も見かけるようになりました。 医学的に、また精神病理学的に、当然ながら説明ができるのでし…

占いの日本化とは

陰陽五行説を使用した中国からの占いが、そのまま日本で通用するとは限りません。 日本人の体質や、性質、風土、気候、風習などに則すかどうかは別問題だからです。 国土の広さは言うに及ばず、海に囲まれているという特徴などの違いは多いです。 それらを勘…

仏像と人相

仏像を拝見いたしますとともに、いろいろなお顔があります。 その時代の人が、一番仏に近いと思われるお顔を作られるのでしょう。 また国によっても違います。中国やらインドやら。 また日本の女神像でも、男性のように胡坐をかいているのもあります。 半分…

見ると見せられる

鑑定には鑑定盤を使いますが、書いたあと、さてと見ることが多いです。 当然といえば当然ですが、それだけでは済まないこともあります。 何がどうだから、どうして、そうなったのか。 ふと盤の場所に、それを気がつくということもあります。 見せられている…

理論と実践

理論はあくまでも理論です。 それを実際に運用して、答えが出るものでなくてはなりません。 当たり前でしょう、と言われればそれまでですが、この壁は見えないようで確実にあります。 絵に描いたモチが、本当に作れるのか、原料をそろえ、実際につくり、そし…

横文字をカタカナに

テレビに出ている方で、カタカナ名前であり、かつ日本的でない名前の人がいます。 確かに、先祖にハーフなどの人がいる場合には、あり得ることだと思います。 しかし純粋に日本人の血しか入っていなくて、横文字をそのままカタカナにしたような名前の場合に…

年相応のひげ

若いころからひげを生やし、似合わないなあ、と思っていた人がいます。 しかし、久々にお目にかかってびっくりです。 ぴったりその方の雰囲気に溶け込んでいます。 やはりそれなりの年齢になって、落ち着いてきたのでしょう。 人間でも、年相応にすべきこと…

質問なしで

望月先生の御著書に『問わず語り』というのがあります。 意味的には、質問されなくてもお話をします、という意味でしょう。 もしかしたら、古典を意識されたのかもしれません。 質問されなくても、というのは、こちらに質問できる能力がないということも含ん…

美人の定義

美人の評価は時代によって違います。 小野小町が現在に生きていたら、決して美人とは言われないでしょう。 では人相に美人というのはあるのでしょうか。 専門でないので、確実なことは言えませんが、これが美人という定義はないのではないのでしょうか。 し…

傾斜の思想

傾斜宮は本質を表示しやすいので、便利なものです。 その年の太歳がどこに位置している月に、生まれたのか、を表します。 例がいいいかどうかわかりませんが、王様が地方に巡回して、その行先で撮った記念写真といった所でしょうか。 そこには王様の意志が表…

学校の情報も

この時期、進学のお話も多いです。 公立に私立、それに具体的な学校もあり。 それらすべてを知る必要はないと思いますが、基本的な情報は必要です。 PTAにしても、熱心なのか、そうでないのか、必須なのかどうなのか。 先生の熱意や評判は、学校の雰囲気は、…

うまく易をはめ込む

干支九星の鑑定では、どちらがいいかが、わからないではないですが、弱い面があります。 人にかかわる時にはいいですが、事象だけの場合も同様です。 そういう時には、易をうまくあてますとよろしいです。 一刻二時間の間では細かい面が見られないこともあり…

左か右か

身体はほぼ左右対称ですが、易の上でもそれを知ることが必要な場合があります。 よく言われているのは、九星盤にうつ伏せになるのが男性で、あおむけが女性です。 すなわち、左手を巽、右手を坤とするのが男性で、右手を巽、左手を坤にするのが女性です。 そ…

時々思い出す

急ぎだというので、あわてて鑑定をして、情報をお伝えして、そのままの人がいます。 やったのか、やらなかったのか、答えがどうなったのか、全く連絡ありません。 自分のことではなく、干支九星や易を何と考えているのだろうと少しは悲しい気持ちになります…

人のせいにする

仏教的な言葉に、自業自得というのがあります。 ですが、鑑定に見えるお客さんで、これを全く理解されていない人もたまにいます。 自分の不運なのを、何かのせいにしたい人。クレームを言う人。 人によっては、易者にクレームを言う人がいます。 そんな人が…

鑑定は対面

ネットの発達で、メールでのやりとりが簡単になりました。 しかし微妙なニュアンスや、細かい箇所のやりとりは、文字では難しいです。 ですから鑑定は対面のみにしております。 またメールですと、相手の心に訴えるのが難しいのです。 スカイプがもう少し発…

学者が書くと

専門書は学者が書くと、大概の場合には信頼度が高まります。 一般人は、実はこれで騙されることも多いわけですが。 では、易関係の本を学者が書くとどうなるでしょうか。 あくまでも学問的に書かれるなら、そこそこの信頼度はあるでしょう。 もし実占家が、…

ありえない仮定

恐らく8年前の地震を、正確な場所と日時を当てた易者はいなかったでしょう。 ありえないことですが、しかしもしいたら、その人はどうしたでしょうか。 危険を告知して、避難するように伝えるか、あるいは事後対応するように話すか。 そもそもそういう易とい…

見落としそうな

なぜ、望月先生がそう書いているのか。 漫然と書いておられることが多く、見落としてしまいます。 それが、今になってわかることが多々あり、恥ずかしいです。 わかったつもりでいて、実はわかっていなかったことです。 今すぐ努力をしないと、死ぬ前に極め…

生日を使う

日にちの九星があいまいだった影響もあって、いまだに生年月だけで判断される方がおられます。 それはそれなりの伝統や技術があって、有用な部分が大きいと思います。 しかし四柱推命などは、生日を中心にして考えます。 一体では九星ではどうしたらいいのか…

筋や道を通す人

人間の道徳というか、道しるべに筋という言葉があります。 道といっていいかもしれません。 この筋や道に随って生きている人の行動を見てみると不思議です。 干支九星やら何やらを知らない人であっても、悪い時には行動していません。 その結果、物事がすん…

合と局

今月は三合の月ですが、完全な三合になる日は数日しかありません。 三合とは別に、方局というのもあります。 寅卯辰とかいう、三支の並びになるものです。 これも大切な役割を果たします。 三合にならないからダメだ、という発想は違うと思います。 そすうる…

三合の月

今日は啓蟄。今日から三月ですね。 亥年の卯月ですので、三合の月です。 こういう時期には大きなことが動きますし、できます。 三合は三角形であり、安定しております。 ダビデ紋も三角形が二つ重なっています。 オムスビも三角形です。

勉強を身に着ける

勉強するというのは頭を使うことです。 それはそうですが、干支九星を含む易関係を勉強するには、頭だけではだめです。 運転免許のマニュアル本を読んで運転できる人はいません。 頭で理解したものを身に着けて、運用するようにしなくてはなりません。 これ…

亥の意味

今年は8白の亥年です。 その亥ですが、イノシシは当然表しますが、中国では少し違うものも示します。 そうです。ブタさんです。 今年あたりから、豚コレラの話が出て参ってきております。 何かと今年はブタさんが話題に上るかもしれません。

道具を利用する

干支九星術は道具です。 使えれば、別の道具でもいいのです。 もしそれで測ることができるならば。 道具がなくて、プロならわかるかもしれません。 でも道具があった方が便利です。 道具もあった方がいい、という人もいるのでしょう。 そこを目指したいので…

メルマガなるもの

メルマガなるものをしてください、と言われて初めてみました。 はたしてちゃんと表示されているかもわかりません。 どうして無料と有料があるのかも知りません。 どうして読者を増やしたい人がいるのかもわかりません。 まぐまぐ、沙門堂・月恩会・干支九星…