干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門堂(月恩会)参照のこと。

2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

霊のみを扱う霊能者

霊のみを扱い、鬼ばかりにかかわっている人には、不思議に神がわかっていません。仏の声が聞こえるというのも、全くのうそ。神と仏とは本来一体のものです。 そういう人は、自分の見たり、感じたりする世界だけしか信じておりません。客観的に自分を見るとか…

パワースポットと神

今、パワースポットがはやっているのだそうです。 よくわかりませんが、その場所に行くと開運できるというような場所なのでしょう。 どこかの記事で見ましたが、パワースポットは神社であることが多く、その場所に行く人は増えても、神仏に手を合わせる人が…

目を合わせない

熊というのは、習性として、背中を向けたものを追いかけるというのがあるのだそうです。 ですから熊に出会ってしまった場合には、相手に顔を向けたまま、目を見つめてそらしてはいけないそうなのです。 それに対して、猿は目を合わせてはいけないそうです。…

モンゴルのパワースポット

日本の各地には、その場所に行くと開運ができるというパワースポットが、多く特集されて本にもなっています。 しかしどの本を見ても、実際に行って確認したものは少なく、なおかつ、本当のパワースポットが出ていないので安心しています。 記事になると多く…

読経の速度

お坊さんたちが読経をする速度を聞いておりますと、いろいろな場合で違います。 大きな声でゆっくりあげられる方もおられますし、時計をちらちら見ながら、急いであげられる方もおります。時計を見ないでも、早くあげられる方もおります。 普通の法事の場合…

人のなくなる時期

医学的には人がなくなるというのは、脳なのか心臓なのか、その人の臓器が停止したときを言うのだそうですが、宗教的には違うような気がします。 玄関先で音がしたとか、台所で音がしたとか、何か前もってお知らせがあるようなことがあります。 ですから亡く…

夢と現実

二日前に、かわった夢を見ました。 魔女が絵の中に描かれているのを自分だけが指摘するのですが、他の人にはわからない。 そして自分がいるというのを証明するために、その真っ赤な魔女が空中に浮かんで、自分だけにわかるように姿を現しているという場面で…

厄介な霊能者

いわゆる霊能者と呼ばれる人たちは、扱いに注意が必要です。なぜならば、彼ら、彼女らにとっては、見えている世界がすべてだからです。 そういう人たちのご託宣を受けて指導されました場合、本当にその相談者の因縁を解消するような指導であればいいのですが…

経営者の会合

今日、ある場所でその部門の経営者、社長さんたちだけの会合がありました。 そこに参加させていただいたのですが、そして少人数でしたが、その場所の気がまるで違います。 一つの分野で成功した人たちだけの会合でしたので、その人たちの持っている財力を持…

自分を美化する

易者と言われている人、あるいは霊能者と言われている人の本を読むことがあります。 そうすると必ずといっていいほど、体験談が書かれています。 自分はこの先生に出会って救われた、こんなことがあった、と書いてあって、読者の多くは信じてしまうでしょう…

星を見つつ

私たちは、ある程度まで慣れて参りますと、毎日の星を見つつ行動するようになります。 その方が比較的問題なく一日を送れるからです。 しかしどうしても月運を忘れてしまいます。これを入れないとだめなのはわかっていますが、毎日の運を追っていくとつい忘…

名前の影響

過日、ある場所で名前のお話をさせていただきましたら、今日、そのときに聞いておられた方がおいでになりました。 そして言うことには、前から名前を変えるように自分の師匠に言われていたのだけれど、どうもその気になれなかった。しかしこの前のお話が、す…

路殺に注意

地方に参りますと、未だに道路の拡幅だけでなく、移動を目にすることがあります。 その時に注意しなくてはならないのは、住居と道路との関係です。 道路がよくなっていい、と喜ぶのは素人さんだけでいいのであり、私たちはその道路が生活にどのような影響を…

原則は原則

たとえば仏壇のお祀りの仕方を見ておりますと、おかしい場合に出くわすことがあります。そういう場合には、直しの指導をしないといけません。 それはどのようにするかというと、原則としての祀り方に則って判断いたします。 しかしそれはあくまでも原則であ…

何者かが

今日から旧暦のお盆になります。 多くの方々はお墓参りを夕方されます。しかしお盆のせいでしょうか、もうすでに午前中から何となくそわそれしています。 人がいるとか、お墓参りの人を見かけるとかいうのではありません。何者かが動いているようです。 動い…

立ち日と干支

私たちのように、干支九星で物を考える習慣ができていますと、何でも干支九星で判断してしまう傾向が出てしまいます。 しかしそれができないこともあります。その一つが亡くなった人の立ち日(命日)です。 亡くなった方は、○月○日というように、干支ではな…

自分の不幸の原因

世間的には、自分の不幸の原因を社会のせいとか、他人のせいとか、自分以外に原因を求める人が多いです。 そういう人は開運できません。自分が原因とは考えないからです。 干支九星的に言えば、星によってその人の運命が決定されています。それにはその人の…

秘伝の意識

よく望月先生が話されておりましたが、干支九星の学問には秘伝はないのだと。今更ながらにその言葉を噛みしめています。 干支九星術に秘伝などないのです。 しかしお話をしていることは、すべて基本を元にして考えていった結果なのですが、それを重大なこと…

聖人君子ではないけれど

占い師が聖人君子である必要は全くありません。人間ですから人間味があっていいものだと思います。 ただある程度、常識というか、信頼される人格を持っていませんとその人の話を聞いてくれないことになってしまうでしょう。 私たちが鑑定をしますと、人さま…

自分の行と供養

干支九星だけに限りませんが、先祖供養が足りないようば方がおいでになります。そのときには、いろいろな形のご供養をしていただきます。 その形の一つに読経があります。 読経は僧侶だけがするのではなくて、先祖の供養をするときに、一般の方がなさること…

基礎を繰り返し

勉強は基礎、基本が大事だといいます。それに異論はありません。 この干支九星の分野でも同じことです。基礎が何より大切、これをおろそかにして、高度な話には行けません。 しかし開運法についても同じことがいえるのです。 基本的なことをしっかり続けるこ…

スピリチュアルブームとは言うけれど

本屋さんに行くと、精神世界のコーナーには多くの本が並べられています。ふむふむ、と読むこともありますが、大概は飽きてしまいます。 内容が同じようなものであり、仮に内容がよいことが書かれてあっても、本を売ってやろうとか、名前を売ってやろうという…

中国大陸で読む本

この前、中国大陸で初めて新幹線に乗りました。 場所が違えば風習が違います。駅に入るのに手荷物検査があります。いつもほぼ満席ですが、そのでいか、話声のうるさいこと。 自分は何もできませんので、ずっと易経を読んでいました。 これだけ広い土地に、多…

気学を深めていくと

昔の人の本を読んでおりました。 多くの人が、いわゆる気学に基づいて鑑定をしております。家相にしても方位にしても、多くが気学です。 しかしどうやっても気学ですと、かゆい所に手が届きません。 気学はこの世界の、大切な部分を担っているのは理解してい…

干支九星は簡単すぎるか

干支九星は、他の戦術に比べて簡単すぎるという批判もあります。たとえば命を知るにしても、生時はほとんど使用しません。だからこそ批判されるのかもしれません。 逆にいうと自由がきく分、運命を変えていくことができます。紫微斗数のようにがんじがらめの…

干支九星を勉強する心構え

今開いている教室ではありませんが、一般的に見ていますと、勉強ができない人、進まない人にはパターンがあるようです。噂によりますと、先生の話を素直に話を聞いてくれない生徒さんが多いようです。そういう人は伸びない。 悪いのは今までに勉強してきた知…