干支九星は、暦を使います。
ですからつい、盤だけを注視してしまうのですが、それだけでは危険なこともあります。
そのために、自然に目を向けて、判断の補助にしていきます。
世の中の流れの中で、変わったことがないかを見ます。
お客さんを拝見する場合には、その人の佇まいなども一緒に考慮します。
そして、お客さんの様子と、自然の様子が一致していることがよくあるのです。
離婚を避ける智恵
ご夫婦を拝見しておりまして、この夫婦にはいつ危機が来るかというのがわかります。
これは、ほとんどどの夫婦や男女にも訪れる星回りです。
その時期が逆にわかりさえすれば、その危機を避けることができます。
その時期には、今までえくぼに見えていたものが、あばたに思えてしまうのです。
その時期だけ、理性をもって乗り越えれば、まあ仕方ないか、いい面もあるし、という発想や考えが浮かんで別れないものなのです。
その時期だけ、感情を客観的に見てやり過ごすべきなのです。
干支九星のすばらしい智恵です。
春の季節感
今日は寒い日で、咲いている桜の上に、みぞれが降り注いでおりました。この時期にしては、珍しいのではないでしょうか。
とはいえ、食卓に上るのは春の食材です。
裏の山にタラの芽があって、これが非常においしいのです。
もう少し経てば、ワラビなども出てくるでしょう。
その季節、季節のものを食べていただくこと。これも大切な開運法だと思います。
なぜかというと、四季のはっきりしている日本人には最適であるのと、易書を書いた中国においても、同じような書籍に同じような趣旨のことが、事細かく書いて保証してあるからです。
神社参りと方位
中国の思想に、方位を取るというのに神社お参りをするという考えはありません。
霊地はあっても、神社そのものがないからです。
中国で生まれた考えにないのに、日本では神社にお参りすることが、方位を取ることになるというのは正しいことなのでしょうか。
理屈っぽくなりましたが、大切なところです。
自分も吉方位で神社や仏閣にお参りいたします。嘘ではありません。
しかしもう一度、各人が胸に手を当てて、よくよく考えていただきたいことです。